パチンコ屋で出会った人から聞いた深イイ話【ギャンブル依存症体験記番外編】総集

依存症体験記

2022.04.12 2022.02.05

こんにちは。バーサスです。

パチンコ店に出入していた頃、よく他の客から声をかけられました。

私の年が若かった事もあるのでしょう。

概ね年上の人からが多かったですが、朝の並びの時や気分転換に外でタバコを吸っている時など、相手の話が終わらず、2本目のタバコを吸うように勧められたこともありました。

そんな、パチンコ店で出会った人たちから聞いた（無理やり聞かされた…）をお贈りします。

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目次

祖父母に育てられた俺は
バジリスク絆よりも猫との絆
旅人を助けた後に訪れた出来事
三色弁当　年月と共に忘れてしまうこと
ジャグラーを癖のある打ち方で打つ人から聞いた「祖父と戦争」
小学校3年生の時に遠い地へ引っ越した親友　30年後にその理由を知った
いつもお弁当を一つだけ買って帰るお客さん。10年後の再会で知ったこと。
教員として大切な事は　-両親に見捨てられた教え子と向き合った最後に-
母が教えてくれたこと
アルコール依存症の女性を救ったのは
どんな生き方があってもいい　シングルファザーの奮闘

祖父母に育てられた俺は

パチンコ屋で出会った人から聞いた深イイ話【祖父母に育てられた俺は・・・】

俺は地方の田舎町で祖父母に育てられた。なぜ、両親がいないかを最後まで教えてもらう事は出来なかった。田舎の環境もあったせいか、その事でいじめを受けたり、嫌な思いをすることはなかった。学校の生徒も少なく、学年も関係なく兄弟のように、上の学年の...

バジリスク絆よりも猫との絆

パチンコ屋で出会った人から聞いた深イイ話【バジリスク絆よりも猫との絆】

ある日、何かにずっと見られているような気がして、ふとベランダに目をやると、一匹の猫がこちらを見つめていた。しばらく、俺と猫は目があったまま固まった。「え？なぜ、ここに猫が…？？」状況が呑み込めないまま、時間が止まったような感じであったが、...

旅人を助けた後に訪れた出来事

パチンコ屋で出会った人から聞いた深いい話【パチスロ一人旅の女性を救う】

その日、俺は仕事がうまくいき上機嫌で会社から帰っていた。最寄りの駅で降りて歩いていると、近所の定食屋の前でうずくまる若い女性がいた。定食屋はもう既に閉まっている。ふと視線を送ると、その女性はリュックを背負い元気のない様子でうずくまっていた...

三色弁当　年月と共に忘れてしまうこと

パチンコ屋で出会った人から聞いた深イイ話【三色弁当を食べるスロパチ生活者】

小学生の頃、遠足に行くと友達のお弁当が「そぼろ、たまご、デンプン」の三色弁当だったのが美味しそうに見えて、それから母親にお弁当は三食弁当にしてほしいと注文するようになった。子供からお弁当の中身を注文されると、おかずの内容を考える手間が省け...

ジャグラーを癖のある打ち方で打つ人から聞いた「祖父と戦争」

パチンコ屋で出会った人から聞いた深イイ話【ジャグラーを癖のある打ち方で打つ人から聞いた「祖父と戦争」の話】

ジャグラーを癖のある打ち方で打つ人から聞いた「祖父と戦争」の話子供の頃、夏休みになると、毎年の恒例行事のように祖父母の家に泊まりに行った。祖父母は母方のほうで、母は6人姉弟の長女であったから、私の従弟も多く、夏休み前に従弟と連絡を...

小学校3年生の時に遠い地へ引っ越した親友　30年後にその理由を知った

パチンコ屋で出会った人から聞いた深イイ話【30年後に知る親友の引っ越した理由…】

小学校3年生の時に遠い地へ引っ越した親友　30年後にその理由を知った小学校3年生の時に親友が遠い地へ引っ越した。友達は山君という名前で、俺とは違い坊ちゃん刈りの勉強のできる賢い友達だった。笑いのツボが同じだったのか、いつしか意気投...

いつもお弁当を一つだけ買って帰るお客さん。10年後の再会で知ったこと。

パチンコ屋で出会った人から聞いた深イイ話【いつもお弁当を一つだけ買って帰るお客さん】

いつもお弁当を一つだけ買って帰るお客さん。10年後の再会で知ったこと。「わたしは　げんきで　くらしています。おげんきで…」手紙にはベトナム語で長文が書かれていたが、最後の文章だけは平仮名で書かれていた。長文の内容を理解することは出...

教員として大切な事は　-両親に見捨てられた教え子と向き合った最後に-

パチンコ屋で出会った人から聞いた深イイ話⑧【ギャンブル依存症体験記番外編】

教員として大切な事は　-両親に見捨てられた教え子と向き合った最後に-「松井先生！退職おめでとうございます…。本当にありがとうございました。」定年退職する私を学校の門まで見送る教員は、そう言葉をかけてくれた。今日、私...

母が教えてくれたこと

パチンコ屋で出会った人から聞いた深イイ話⑨【ギャンブル依存症体験記番外編】

今日、母が亡くなった。母の最期はとても安らかだった。私が物心ついた頃から、母は女手一つで私を育ててくれた。父の存在は聞いた事がなかった。幼い時は母に聞いていたのかもしれないが、記憶にはない。いつの頃か父がいない事が当たり前のように、父の事...

アルコール依存症の女性を救ったのは

パチンコ屋で出会った人から聞いた深イイ話⑩【ギャンブル依存症体験記番外編】

「あなたは重度のアルコール依存症です…」そう医師から伝えられた時、私はそれを受け入れられなかった。「お酒を飲むことを止めようと思えば、いつでも止められる。私はそんな病気じゃない…」そう思っていた。だが、今日だけは少しだけ飲もう。明日から止...

どんな生き方があってもいい　シングルファザーの奮闘

パチンコ屋で出会った人から聞いた深イイ⑪【ギャンブル依存症体験記番外編】

子供の頃に髪の色がみんなと違うとよくからかわれた。俺はまだ良い方で弟の方は金髪に近い色で、中学に入ると教員たちから目をつけられ、地毛であることを毎回説明しないといけないことに苦慮したようだ。なぜ、髪の色が皆と違うのかを知るのは成人してから...

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