パチンコ・パチスロによって半年間で180万の借金。【ギャンブル依存症体験記 第20話】

https://ganbulingaddiction.com/2021/08/15/story20/依存症体験記

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【前回の内容は↓】

仕事を休職し、新たな借金ができるカードを入手した私は完全に自分を見失った。

毎日のように車でパチンコ屋へ行き、スロット「エウレカ」とパチンコ「北斗」「ガロ」「G1ドリーム」を無我夢中で打ちまくった。

これほどまでに、パチンコ・パチスロに向かうのは、僅かな大勝体験があるからだ。

【それまでの大勝体験】
・吉宗 1万枚
・ミリオンゴッド14000枚
・ブラックジャック24000枚
・4号機北斗8000枚
・4号機アラジン8000枚
・銭形5000枚
・花の慶次5万発 
・北斗の拳ラ王5万発
・エバンゲリオンⅡ5万発

たったこれだけのことで、脳には記憶が刻まれ、負けたことは忘却されていく。この日常ではない、快楽のドーパミン放出を一度味わうと、パチンコ・パチスロに魅了される。

私は、その後半年、パチンコ・パチスロに釘付けとなり、ア○ムの借金も50万になり、さらにプロ○スで50万の借金も重ねる。

だめ押しでレ○クで30万の借金をして、全てを使いきる。

わずか半年で180万円以上を散財したのだ。

もはや、気力もなくなり、精神も崩壊寸前だった。

金を使い果たした私は、大人しく自宅でゲームに向かうことにした。

自宅でほこりを被っていたPS3を引っ張り出し、昔やったソフトを放心状態で動かす事にしたのだ。

ゲームでもドーパミンが放出されるようで、多少のパチンコ・パチスロ抑制になった。

そして、朝からパチンコに行かないように、生活も日中は寝て、夜からゲームをすることにした。

そんな生活を続けパチンコ・パチスロから距離を置くと、少しづつ、人間の感覚を取り戻していった。

楽しみは「信長の野望」の全国制覇とコーヒーとタバコ。ただそれだけだった。

1ヶ月もすると精神は整われ、仕事への意欲が少しづつ湧いてきた。

その間に、私は車を売却し、交通手段も断った。

自ら会社に復職の届けを出し、医師の了解も得て晴れて職場復帰をすることになった。

だが、決して歓迎されない職場復帰…

「人の不幸は蜜の味」という言葉があるのと、一度失った信頼を回復させる事は至難であるということ…

そこからまた、厳しい現実と向き合うことになるのだった。

依存症体験記
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