11月26日夜、千葉県柏市のパチンコ店で刃物のようなものを持った男が景品交換所の女性らを脅して金を要求する強盗未遂事件がありました。
男は現在も逃走中で警察が行方を調べています。
26日午後11時ごろ、柏市十余二のパチンコ店で「包丁を持った男が金を出せと言っている」と従業員の女性から110番通報がありました。
警察によりますと男は景品交換所の従業員出入り口で待ち伏せし、仕事を終えて出てきた60代から70代の女性従業員3人を刃物のようなもので脅したということです。女性3人にけがはありませんでした。
女性の1人がすぐに通報したため、男は何もとらずに駆け足で逃走しました。
男は30代くらいの中肉で、身長は170センチくらい、いずれも黒色のジャンパーとズボン、ニット帽を被っていたということです。
警察が強盗未遂事件として、逃げた男の行方を調べています。
チバテレ(千葉テレビ放送)2023年11月28日
事件があったのは『マルハンメガシティ柏』のすぐ近くに天文学的確率で偶然ある、古物商の景品交換所です。
景品交換所を狙った強盗事件は今年に入ってからも数件報道されていますが、
今回のような刃物を使って従業員を脅す手口は、いずれも強盗未遂に終わっています。
毎年、何度も狙われるパチンコ店近くの景品交換所も、日頃から対策など訓練をしているのでしょう。
また、女性だからと言って舐めてはいけません。
60代~70代女性の肝の据わり方は半端じゃないと推測できます。
犯人は現在逃走中ですが、もし、パチンコ・パチスロで貧困に陥り、金に困って犯行に及んだとするならば、犯人に伝えたい。
例え、計画通り金を手にしたとしても、その金は必ずパチンコで溶けたであろうと。
それは、生活が苦しくなるまでパチンコをしたり、借金をしてまでパチンコをする場合、ギャンブル依存症に罹患している可能性が強いと、ギャンブル依存症専門医の見解にもあるからです。
ギャンブル依存症と犯罪は密接に関連しているとは、ギャンブル依存症対策基本法にある通りであり、ギャンブル依存症は2020年に公的保険適用となった、れっきとした病気です。
犯人は自首し罪を償い、ギャンブル依存症回復プログラムをうけることを願うものです。
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