那須川天心や武尊の直筆サイン入りポスターを偽造して逮捕された岡本璃奈容疑者はパチンコ依存症の疑いあり

https://ganbulingaddiction.com/2022/12/06/news/(新しいタブで開く)ニュース

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同じ格闘家のサインを偽造する詐欺行為などすれば、見つかった時のデメリットの方がはるかに大きいと正常な思考の人ならば、そう考えるでしょう。

ましてや、容疑者自身がある程度知名度がある人物なのですから、金銭に困っていたとしても、犯罪以外の選択肢も他に多くあったと考えられます。

しかし、こういった短絡的な犯罪を犯してしまう傾向にあるのが、ギャンブル依存症(パチンコ依存症)の特徴なのです。

以下の報道を見ても、「彼氏の影響でパチンコにはまっていた」「いつも怒っていた」という内容があり、まさにパチンコ依存症の特徴の一つと捉えられます。

手っ取り早くパチンコ代が欲しいという欲求は、犯罪への意識が薄れ、ついにその手を汚してしまいます。

「ギャンブル依存症」のリスクを事前に告知しないで、ギャンブルが出来てしまうこの環境が実は大変な問題なのだと思います。消費者保護の観点からいっても、重大な問題だと思えてなりません。

ギャンブル依存症になれば、もはやセルフコントロールは極めて困難なのです。

人気格闘家の那須川天心や武尊の直筆サイン入りポスターを偽造して、インターネットオークションの落札者から現金約10万円をだまし取ったとして、兵庫県警垂水署は12月5日、岡本璃奈容疑者(28)を詐欺の疑いで逮捕した。岡本容疑者は「ぱんちゃん璃奈」のリングネームでキックボクサーとして活動し、「KNOCK OUT」や「RIZIN」に参戦していた。

岡本容疑者は2019年2月にプロデビュー。身長165センチの長いリーチから繰り出すキックを武器に、デビュー以来13戦13勝(2KO)という輝かしい戦績を打ち立てた。人気の秘密は、そのルックスにもある。

「ぱんちゃんの容姿は、芸能界でも通用するレベルです。小学6年生のとき、AKB48の第1期生オーディションを受けて、最終選考まで進みました。しかも最終選考で不合格になったわけではなく、本人が辞退したそうですから、アイドルになっていた可能性も十分にありますね。今年6月に出版された初写真集『虹色ぱんちゃん』(ジーオーティー)も好評です」(格闘ライター)

岡本容疑者とは、一体どんな人物だったのか? 大阪府豊中市の出身で、学生時代は水泳と陸上に打ち込んだ。しかし、ケガをきっかけに高校を中退。バイトを転々とし、コンパニオンやモデルの仕事などで食いつないだ。

「バイトはどれも1か月ほどしか続かなかったそうです。ぱんちゃん本人が『愛想がいいから面接は通るけど、あまりにミスが多くてシフトがだんだん減っていく』と笑い話的に語っていました。カラオケ店や居酒屋など、なんと40個ものバイトを経験しましたが、パチンコ店の仕事はわりと好きだったそうです。『彼氏の影響でパチンコにハマっていたから』とのことです」(前出・格闘ライター)

うだつの上がらない日々が続いていたが、上京後にフィットネス目的で始めたキックボクシングにのめり込み、今に至る。実力とルックスを兼ね備えた選手として人気を誇り、メディアでは明るい笑顔を振りまいていたが、意外な一面もあったらしい。

「格闘技関係者からのぱんちゃんの評判はさまざまです。SNSやYouTubeで見せる姿と違って、普段は不機嫌なときが多くて近寄りがたいこともあるそうです。ある関係者は、『ぱんちゃんは、いつも怒っている』とこぼしていました……」(別の格闘ライター)

人気選手が逮捕され、格闘業界には激震が走っている。岡本容疑者は過去にバラエティ番組に出演した際、「家賃16万円の1LDKに住み、月2回エステに通っている。毎月の生活費は100万円ほど」という暮らしぶりを明かしていた。だからこそ、ネット上では「そんなにお金に困っていたのか?」と驚きの声が続出した。実際の金銭事情はどのようなものだったのか?

「キックボクシングのファイトマネーは他の種目とくらべて安く、RIZINも選手ごとにギャラにバラつきがある。ぱんちゃんもファイトマネー1本で生活できているわけではなく、YouTubeの動画収入や企業のイメージキャラクター、スポンサーの支援といった諸々を合わせて、暮らしが成り立っていたようです」(格闘業界の関係者)

コロナ禍が到来し、格闘技イベントが次々と中止されたことで、岡本容疑者も苦しい状況に陥った。2021年4月には、〈試合しないと、スポンサー料も入らず今年本業で1円も稼いでない…めっちゃ練習費にお金つかってるのに〉とTwitterで嘆いていた。

そのように選手たちがファイトマネーを得られない状況がしばらく続いていたが、なんとか大規模イベントも開催できるようになった。しかし、岡本容疑者を新たな悲劇が襲う。2022年4月、練習中に負傷し、前十字靭帯断裂と診断されたのだ。前出の格闘業界の関係者は、今回の事件の背景には欠場もあったのではないかと推察する。

格闘家は、ケガで試合を欠場すると収入が激減してしまいますからね。ぱんちゃんはこの10月、5年以上所属していたキックボクシングジム『Struggle』を離れ、フリーになりました。それも『フリーになったほうが稼ぎやすい』という金銭面での判断があったのかもしれません。ぱんちゃんとはまた別の女子格闘家には、『ジムの倉庫で盗みを働いた』という噂もあります。女子格闘家の貧困ぶりがうかがえるようです」

なお、岡本容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているという。格闘技ブームの裏側はなかなか世知辛い。

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