パチンコ会員カードの個人情報はアルバイトでも見れる【ギャンブル依存症体験記 第45話】

https://ganbulingaddiction.com/2021/12/19/story45/(新しいタブで開く)依存症体験記

当サイトのコンテンツにはプロモーション(広告)が含まれています

パチスロでよく聞いたメーカー公表値の嘘。

例えば、ミリオンゴッドー系譜については、パチスロ専門家も純増枚数は嘘だと公言していた。押忍!番長2のART中小役確率は通常時に比べ確率が重くなっていて、通常及びART合算で公表値だという見解もあり、ユーザーを著しく惑わす公表値であるという話もあった。

また、パチスロ動画では有名ライターがハーデスの天井50%ルーブ取得率は嘘だと怒っていた。さらに、5号機HANABIの初期バージョンとそれ以降のバージョンでは基盤が違うとさえ公言していた。

数年前では、ミリオンゴッド凱旋のゴッド揃い(1/8192)がハーデスに比べてよく引けることが噂され、その後、ハーデスのゴッド揃いは1/8192ではなく、全回転ゴッド確率も合算された値であり、ゴッド揃い確率は1/8192ではないという話が流れた。その代わり凱旋のゴッドは1500枚以上の期待値は薄く、ハーデスは期待値が上振れるから納得してねというニュアンスだったと記憶している。

ひと昔前はメーカー山佐の純増詐欺と揶揄されて、パチスロに詳しいユーザーは「山佐だからな・・・」と呟いているなど、パチスロメーカー公表値にユーザーが誤認するようなものは多く世に出ていた。だからといって、パチスロメーカーが違法として処罰されたケースは稀であり、過去に裏物を製造していたメーカーが処罰された位のようである。

というのも、パチンコ・パチスロ業界は規則や規定があるものの、業界内で事が片づけられるシステムが出来上がっているからだ。↓参考記事

パチスロを製造するメーカーに多少誤りがあったとしても、内々で処理される可能性が高く、ユーザーに不利ならしれっと設置続け、パチンコ店側が不利ならしれっと撤去されるケースが過去にも多い。自動車メーカーがこんな事だったら大変なことである。確かに直接的に人命が関わる自動車業界と同列に並べられないのかもしれないが、それでもパチンコ・パチスロによって人命が断たれているケースが過去に事実としてあるのだから、綺麗ごとは抜きにお金が掛かている賭博である以上、メーカー公表値の嘘は許されないのではないだろうか。

それでも多くのユーザーが文句を言いつつ、疑念を抱きながらもパチンコ・パチスロに向かうのは、金のためであり、ドーパミンを味わうために他ならない。純粋にパチンコ・パチスロをエンターテイメントとしてアミューズメントとして楽しんでいる遊技人口など僅かである。

本当に賭け事以外として楽しむなら、ゲームセンターにもパチンコ・パチスロ機は設置されているし、スマホアプリでも楽しむことが出来る。はっきり言ってその方が低価格で楽しむことができるし、時間の縛りもない。それでも、パチンコ屋でパチンコ・パチスロを打つのは、「ギャンブルとしてのパチンコ・パチスロ」を楽しみたいという本音が隠されているのだ。

私も長年騙され潰され飼い慣らされてきた。自分が情けなく辛く怒りと葛藤と絶望の毎日を送っていた。間違いなくパチンコ・パチスロは遊びの範疇を超えているものであり、遊技人口の3人に1人以上がギャンブル依存症に罹患している事実からしても、そもそも適度に楽しむ作りではないのだ。

そして、ギャンブル依存症になったら最後、その後の人生は想像を絶する辛さが待ち構えている。

この日のことは今でも覚えている。

某パチンコ店で午前中にボコボコにやられ、破れかぶれで地元の過疎店に行った。不思議といつもと違う雰囲気を醸し出す過疎店。大した根拠もなくパチスロバイオハザードに着席。わずか3000円でCZに入りARTを引く。

そこからウロボロス降臨。8ゲーム連続でレア役を引き、下の画像の上乗せ。

分裂の連続で周りの客はこちらを凝視していた。

『嘘だろう。』
『こんなことはない。』
『今までのバイオは何だったのか』
『店長がボタンを押してくれたんだ』

そんな胸中でのやりとりを見透かすように出玉は垂れ流し状態で、下の画像のように、閉店とりきれず。

前にも見た好景。そうだ、ゼウスの時だ。やはり、閉店間際に店員がやってきて私にこう呟いた。

「当店の会員になれば後10分延長できますよ・・・」

パチンコ店の遠隔や出玉操作の真実は、アメリカ元大統領ケネディ暗殺事件なみに世に明るみなることはないであろう。しかし、一つ私の経験上いえることは、パチンコ店の会員カードなど作ろうものなら個人情報がダダ漏れになることである。パチンコ店では正社員からアルバイトの従業員まで、会員カードを作った客の名前・住所は簡単に見れることが可能であり、住所からグーグルマップで居住地の画像を見られ、薄ら笑いを浮かべられるような事もあるかもしれない。

勿論、パチンコ店にもコンプライアンスがあり、そんな事は許されないことであろうが、現代の混沌とした世の中では何が起こるかは分からない。バイトテロと言われる行為も横行している訳で、個人情報を晒すことが如何に危険かという事もあれば、何よりもギャンブルをする場所で個人情報を晒すことは気分的に良くはない。

SNSを活用しているユーザーやネットで名前を検索すると所属会社などが出て来てしまうユーザーなどは、もっと危険であると思う。貯玉・貯メダルのためにはやむを得ずというユーザーもいるだろうが、自分の事は知られているという前提でパチンコ店には出入することをおすすめしたい。

そして、昭和の頃にパチンコ店には付き物であったヤ〇ザがパチンコ店にいなくなったのは、パチンコ業界が暴排の協力をするようになり、警察に情報提供をしていることが、組合による暴排への社会貢献活動費から推察できる。

つまり、ユーザーの個人情報は警察に提供されているという可能性である。何の後ろめたさもない人はどうでも良いことであり、むしろ社会貢献活動として協力すれば良いだろうが、そういった事が気持ち悪いと感じる人は、やはり会員カードを作ることはおすすめしない。というよりも、パチンコ・パチスロから距離を置くことが最善であることをお伝えしたい。

依存症体験記
スポンサーリンク
面白かったらシェアおねがいします!
versusをフォローする
ギャンブル依存症体験記と動画紹介ブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました