日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)はパチスロメーカーの組合|依存症対策なし?

https://ganbulingaddiction.com/2021/12/20/information/ギャンブル依存症情報

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こんにちは。バーサスです。

パチンコ業界には多くの関連団体があります。

今回は日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)について調べてみました。

日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)は簡単に言えば、パチスロメーカーの組合です。

似ている名前の団体で日工組がありますが、日工祖はパチンコメーカーの組合です。

パチンコメーカーとパチスロメーカーでそれぞれ組合が違うということです。

日工組にはほぼ全てのパチンコメーカーが加盟してますが、日電協には加盟していないパチスロメーカーもあります。また、ユニバーサルという大手メーカーも当初は加盟していましたが、途中で脱退していたりします。

理事会の役員には、それぞれのメーカー会社の代表取締役などが任に就いています。

現在の理事長は株式会社オリンピアの兼次民喜代表取締役社長です。また、ここにも警察庁出身の方が2名、任に就いています。

組合の目的は相互扶助とされています。活動内容や各種委員会の方針を見ると、日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)では「ギャンブル依存症対策」については、全く触れていません。

日工組と同じように社会貢献活動も行っているようですが、パチンコ業界の最重要問題である「ギャンブル依存症対策」について、全く触れていなのは違和感を感じます。

むしろ、ギャンブル依存症対策をしっかり行ってこなかったからこそ、規制が入り2022年1月末での5号機から6号機への完全移行という形になったと見ることもできます。

いずれにしても、パチスロメーカーの組合である日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)もしっかりとユーザーが抱える問題である「ギャンブル依存症対策」を表立って取り組まなければ規制緩和は今後も訪れないのではないでしょうか。

いや、組合がこういった姿勢ならば、決してパチスロの規制緩和などあってはならないとさえ思います。厚生労働省調べで少なくとも320万人はいると言われるパチンコ依存症者。その内、パチスロ依存症者はどれくらいいるのか把握してもらいたいものです。

そして、パチスロで生計を立てれてしまうような物が、果たして遊技の範疇で収まるのか。

それが日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)が掲げるCSR憲章の「健全」という言葉が差すものなのか。

若者たちの未来を潰すような物であれば、それは国力の損失であり、日本にとってあってはならない規制されるべき物であると思うのです。

所在地

発足:1980年(昭和55年)11月25日
所在地:〒110-0015 東京都台東区東上野4-8-1 TIX TOWER UENO 9階

TEL:03-5826-0777(代表)
FAX:03-5826-0799

目的・活動内容

中小企業等協同組合法の相互扶助の精神に基づき、組合員のために必要な共同事業を行い、もって組合員の自主的な経済活動を促進し、かつ、その経済的地位の向上を図ること。

  • 組合員の取り扱う電動式遊技機の部品、付属品および付帯設備の共同購買およびその斡旋
  • 組合員の取り扱う電動式遊技機の共同検査
  • 組合員の取り扱う電動式遊技機の共同宣伝 等

役員

理事長:兼次 民喜(株式会社オリンピア 代表取締役社長)
筆頭副理事長:小林 友也(株式会社北電子ホールディングス 代表取締役社長)
副理事長:片田 富穂(株式会社パイオニア 代表取締役社長)
副理事長:吉国 純生(山佐ネクスト株式会社 執行役員)
専務理事:飯島 久司(元警察庁
理事:信田 裕一郎(株式会社大都技研 取締役)
理事:大泉 秀治(株式会社オーイズミ 代表取締役社長)
理事:国本 貴志(ネット株式会社 代表取締役)
理事:里見 治紀(セガサミーホールディングス代表取締役社長グループCEO)
理事:鶴見 雅男(警察庁出身?
監事:沖田 勝典(株式会社コナミアミューズメント 代表取締役社長)
監事:湯澤 哲(株式会社メーシー・株式会社ミズホ 代表取締役)

委員会

  • 総務委員会
    組織強化/組織活動近代化/組織構成検討/市場調査/金融事業研究/福利厚生事業/諮問事項
  • 健全化・セキュリティー委員会
    経営販売の健全化及び適正化/セキュリティー対策/不正改造事犯の未然防止/不正改造遊技機の排除/非違事案惹起時の組合員に対する指導・処分/都道府県担当幹事社制度の効率化/リサイクルの推進/諮問事項
  • 技術委員会
    遊技機に係る技術上の規格/遊技機の技術上の調査・研究/ゴト対策/諮問事項

組合員

(株)コナミアミューズメント/(株)パイオニア/岡崎産業(株)/サミー(株)/(株)オリンピア/ネット(株)/(株)北電子/(株)メーシー/山佐(株)/(株)バルテック/(株)大都技研/(株)ロデオ/ベルコ(株)
/(株)クロスアルファ/(株)オーイズミ/KPE(株)/(株)スパイキー/(株)ヤーマ/DAXEL(株)/(株)エンターライズ/(株)ボーダー
合計21社

賛助会員

セブンリーグ(株)//(株)サボハニ/カルミナ(株)/(株)オーゼキ/(株)パオン・ディーピー/(株)アクロス/(株)ユニバーサルブロス/山佐ネクスト(株)/(株)エレコ/(株)グレードワン/(株)ファイトクラブ/(株)アデリオン/新日テクノロジー(株)/タイヨーエレック(株)/(株)銀座/(株)エフ/(株)オーイズミラボ/(株)ゼクロスクリエイティブ/SUN SUN SUN(株)

パチスロのあゆみ

  • 1965(昭和40年) 0号機登場 風営法認可による1メダル1ラインのオリンピアマシンが登場。
  • 1980(昭和55年) 企業10社のもと、日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)の創立総会が開かれる。パチンコ型のスロットマシン、いわゆる「パチスロ」を開発。
  • 1985(昭和60年) 1号機登場 新風営法が施行され、(財)保安電子通信技術協会(保通協)による型式試験がスタート。事実上のパチスロ1号機スタート。遊技料金がメダル1枚あたり全国一律20円となる。
  • 1987(昭和62年) 1.5号機登場 日電協が主基板の封印作業体制の拡充図る。
  • 1988(昭和63年) 2号機登場 パチスロ2号機が検定合格し、2号機時代スタート。
  • 1990(平成2年) 3号機登場 パチスロ3号機時代がスタート。
  • 1992(平成4年) 4号機登場 英国系企業のエレクトロコインジャパン(株)初のパチスロ「チェリーバー」発表。
  • 1993(平成5年) 山佐(株)の「ニューパルサー」、(株)メーシー販売の「トロピカーナ」、アイジーティージャパン(株)の「ベガスガール」が4号機(新要件機)として検定合格4号機時代が本格化。
  • 1994(平成6年) 日電協が第14回通常総会で、6月から3号機の製造・販売の中止を決める。
  • 1998(平成10年) CT機、A-600、7ラインなど新ジャンルのパチスロ登場。
  • 2002(平成14年) 適度な射幸心を保持するため、日電協の自主規制を発表。
  • 2004(平成16年) 風営法改正(4号機から5号機へ)。
  • 2007(平成19年) パチスロが4号機から5号機に完全移行。
  • 2018(平成30年) 改正風営法施行規則、検定規則施行6号機へ。
  • 2022(令和4年) 5号機から6号機へ完全移行予定。

日電協CSR憲章

①環境への対応 ②文化的啓発活動への参画 ③社会福祉への貢献 ④地域振興・活性化への参画および支援 ⑤防災及び災害復興等への支援 ⑥健全で高品質な遊技機を提供 ⑦セキュリティ強化の推進

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