年間2万人の自殺者の動機は経済苦。経済苦とパチンコとの因果関係【ギャンブル依存症体験記 第31話】

https://ganbulingaddiction.com/2021/10/24/story31/(新しいタブで開く)依存症体験記

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国会の答弁で警察官僚がパチンコの換金について、こう答えたとのことだ。

『まったく知らぬことでございます…。』

その話を聞き、私は度肝を抜かれた。

パチンコ・パチスロの出玉が景品に換わり、景品は景品交換所で換金される。

今に始まったことでもない。

日本では賭博は禁止されているのに、この三点方式だけは、暗黙の了解で許されてきた。

なぜ、これまで取り締まりされなかったかは、諸説あるが、その財源の大きさ、政治家や関係官僚との癒着が一つの要因ではないだろうか。

巨大なパチンコ業界には、多くの警察官僚などが天下ってきた。

パチンコ業界も多額の金を政治家への献金をし、その地位を守ろうとしてきたのは周知の事実ではないだろうか。

しかしながら、この業界も衰退の一途を辿っている。

賢明な庶民はパチンコ・パチスロを当の昔に見放し、「庶民の娯楽」というものからは遠くかけ離れた存在になってしまった。

業界の売上高もピークの40兆から20兆へと激減し、遊技人口も平成元年の3000万人から現在の800万人へと激減している。

それでも20兆の産業を軽視できないのか、国会議員がこのパチンコ・パチスロ問題に触れる事は少ない。

年間2万人の自殺者の自殺動機。

生活保護者の調査。

債務整理者、自己破産者へのヒアリングをすれば、このパチンコ・パチスロがどれだけ影響しているかは一目瞭然と思えてならない。

そして、パチンコ・パチスロが脳にきたす影響。

あの光と音がどれだけ人間の脳を破壊するのか、学者・専門医のレポートを見ればわかる。

パチスロ「秘法伝」を打ち始めた頃、4号機以来の出玉のスピードに驚いた。

あまりの早さにドル箱にうまく詰め込めなくなり、床にメダルをよく落とすこともあった。

一方で、短時間である程度の出玉を確保できるので、その後、時間をもて余したことさえあった。

プロの人からすれば、喜ぶべきことで、次の期待値にいち早く動けるからよいのだろう。

しかし、私のようなパチンコ・パチスロ依存症の人間は、出玉を次の台につぎ込んでしまう。

もて余す時間。

ホールにいればいるほど余計な金を使ってしまう。

午前中に3000枚出したのに午後には追加投資していることもあった。

引き際を知って止めれるのなら、依存症に悩むこともない。

パチンコ・パチスロ以外で同じ量の快楽、即ちドーパミンを得れるのならギャンブル依存症で悩む事もない。

きっと、パチンコ・パチスロメーカーは、これからもより依存度の高くなる機械を開発していくのだろう。

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