札幌市・南警察署は2025年3月5日、窃盗の疑いで札幌市南区の無職の女(32)を逮捕しました。
女は1月23日午後4時50分ごろから午後5時10分ごろまでの間に札幌市南区の保育園の駐車場で、市内に住む女性が駐車した軽乗用車から現金約100円とトートバッグなど13点(時価合計3450円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、女と女性は面識がなく、女性はこの保育園に通う園児の保護者で、子どもの送迎のために駐車していて、鍵はかけていなかったということです。
警察はドライブレコーダーや防犯カメラの映像から女を特定し、逮捕に至りました。
警察の調べに対し女は「パチスロで負けて生活費が払えない」「申し訳ないことをした」と話し、容疑を認めています。
警察は余罪や共犯者の有無などについて調べを進めています。
STVニュース(2025年3月6日)
パチンコ・パチスロの女性参加は男性よりも少ないものの、パチンコ店の環境の変化によって、ある一定数は存在しています。ギャンブル依存症は男女問わず、誰が罹患してもおかしくない病気ですので、容疑者もまたパチスロにのめり込み、ギャンブル依存症に陥っている可能性が考えられます。
それは、容疑者が供述しているように、生活費が払えないほどまで、パチスロにお金をつぎ込んでいるからです。私がギャンブル依存症回復プログラムを受ける中で聞いた話では、意外にも男性よりも女性の方が依存症になりやすいということでした。
過去にも女性によるパチンコ関連事件がありましたが、
いずれも、パチンコ・パチスロにのめり込み、金銭に困って犯行に及んだように受け止められます。問題の根幹は、こういった事件に発展するのは氷山の一角であり、ギャンブル依存症に苦しんでいる人たちは数百万人もいるということです。
ギャンブル依存症等対策基本法によって、少しづつギャンブル依存症対策が施されているものの、運営側であるパチンコ業界は、ほとんど効果的な対策を実施していないどころか、広告規制緩和によって射幸を煽る演出を大々的に行い、庶民がやるようなギャンブルでないパチンコ機・パチスロ機を作り続けているというのが現状です。
いずれにしても、容疑者は罪を認めていますので、これを機にパチスロからは引退をし、どうしても自分の力でやめられないのであれば、地域のギャンブル依存症相談機関に足を運ぶことが更生に繋がると思います。
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