【苫小牧市】48歳の無職の女がパチンコ店でICカードを盗み逮捕される 所持金492円

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北海道・苫小牧警察署は14日、苫小牧市に住む無職の女(48)を窃盗の疑いで逮捕しました。

女は14日正午ごろ、苫小牧市内のパチンコ店で男性(68)が使っていたICカード(残高9000円など合計約1万3000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。

警察によりますと、女は男性が使っていた台を離れた間に、台に入っていたⅠCカードを取り出したということです。

女は一度店を立ち去りましたが、午後4時半ごろに再度店を訪れ、盗んだICカードを台に差し込んでいました。

店の防犯カメラに女の犯行の様子が映っていたことから、従業員が「ICカードを盗んだと思われる人物が来店している」と警察に通報して逮捕に至りました。

当時女は492円しか持っていなかったということです。

調べに対し女は「ICカードを盗んだことに間違いはないので言うことはありません」と容疑を認めています。

警察は女が自己使用目的か換金目的でICカードを盗んだとみて、動機などを詳しく調べています。

STVニュース(2024年2月15日)

逮捕された容疑者の所持金が492円ということですから、パチンコ・パチスロにのめり込み貧困に陥っていた可能性が考えられます。

多重債務や貧困に陥ってもパチンコ・パチスロが打ちたいという症状は、ギャンブル依存症の特徴の一つとされています。

そして、重度のギャンブル依存症となり、最終的に行き着くのは犯罪に手を染めてしまうケースです。

これはギャンブル依存症対策基本法にも明記され、連日報道されるパチンコ関連事件が裏付けにもなっている事象です。

薬物などでも「好奇心」や「一回やってみて止めればいい」という安易な気持ちで手を出し、後悔を抱いている人は、あらゆるメディアなどでも知ることができます。

パチンコ・パチスロというギャンブルは薬物よりも危険度は低いものの、一度ギャンブル依存症になれば、そのメカニズムや苦しみは同等のものがあるとも云われています。

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誰もが「自分は大丈夫だ」「自分は意志が強いから問題ない」「いつでもやめられる」と思うものです。

パチンコ・パチスロでいえば、パチンコ・パチスロユーザーの3人に1人以上はギャンブル依存症の疑いありという推計データがありますので、数字的にみても身近なリスクであり、いつ誰が患ってもおかしくない病気であるということが理解できると思います。

自身の経験と回復施設で出会った人たちの経験談からみると、ギャンブル依存症を患っても30代までは、綻びが出る中でもなんとかなる可能性が高いでしょう。

しかし、40代になると一気にその綻びは大きくなり、失うものが大きくなります。

失うもので最も大きいものが何かは次の機会にお話しします。

容疑者は罪を償い、ギャンブル依存症診断テストを受けるなり、ギャンブル依存症相談機関へ足を運んだり、同じ過ちを繰り返さないことを切に願うものです…。

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