映画『アディクトを待ちながら』は依存症は病気であって治療可能ということを知ってもらうために作られた…

https://ganbulingaddiction.com/2024/08/17/news/動画紹介

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■依存症は病気であって治療可能ということを知ってもらうため

ギャンブルやアルコールなどにのめり込み、自分の意思では抜け出せなくなる依存症=アディクト。このアディクトをテーマにした映画がきょう(16日)から岡山市内で公開されています。今、なぜ依存症なのか、関係者に思いを聞きました。

きょう(16日)、岡山市北区のシネマクレールで公開が始まった映画です。

(ナカムラサヤカさん)
「実際のアディクト(依存症者)とその家族がたくさん出ているのは、日本映画界で初めての挑戦だったと思います」

「アディクトを待ちながら」はギャンブルやアルコール、薬物などの依存症からの回復をテーマにした映画です。実際の依存症患者も多数出演し、力を合わせてゴスペルのコンサートを開こうとする姿を描きます。

脚本・監督を務めたのは群馬県出身のナカムラサヤカさん。かつて親戚や知人に依存症患者がいたと言います。その中で学んだことを今回の作品に込めました。

(ナカムラサヤカさん)
「依存症は病気であって、治療可能なんだということを知ってもらうためのものを作った」

飲酒やギャンブルなどを繰り返すことで脳の状態が変化し衝動を抑えられなくなる依存症。適切な治療を受ければ回復できる病気です。今回の映画は仲間を見つけるという治療方法の一つを物語とともに伝えていこうとしています。

(ナカムラサヤカさん)
「ゴスペルグループでみんなで気持ちを分かち合っていくっていう姿を描いている。日本で初めてだと思う。回復の仕方を紹介するのは。回復者たちの話は初めてだと思う」

■スマホを使いこなせる10代~30代で増えるアディクト

なぜ今、岡山での公開なのか。映画の広報を務めるギャンブル依存症の地元岡山の支援団体は…

(全国ギャンブル依存症家族の会 岡山西本哲子さん)
「(ギャンブル依存症者が)スマホを使いこなせる10代~30代ですごく増えているんですね」

岡山県内のギャンブル依存症患者の家族らが互いの悩みを打ち明け合うなどするこの団体。メンバーの数はこの3年で3人から30人ほどに増えたといいます。ネット上のギャンブルが身近になったことなどが要因だと見ています。映画館で観賞した人の中には、家族の依存症に悩んでいるという人がいました。

「(依存症の回復を)待つっていうことが私には出来なくて、最後のナカムラ監督の待つっていう言葉がすごく心に残りました」

「治したくても止められないという病気なのに酷いことを言ったなと思った。涙が止まらなかった」

依存症への正しい理解を伝える映画「アディクトを待ちながら」は、岡山市北区のシネマ・クレールで今月(8月)22日まで公開されています。

RSK山陽放送(2024年8月16日)

映画「アディクトを待ちながら」 | 依存症回復を題材とした劇場公開映画 (addict-movie.com)

劇場公開日:2024年6月29日/82分/G/日本
配給:マグネタイズ
監督:ナカムラサヤカ / プロデューサー:田中紀子
出演:高知東生、橋爪遼、宍戸開、升毅、青木さやか

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