1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 計 | |
2023 | 10 | 12 | 25 | 20 | 17 | 18 | 11 | 26 | 18 | 14 | 21 | 10 | 202 |
2024 | 21 | 16 | 11 | 16 | 25 | 17 | 21 | 18 | 16 | 19 | 16 | 18 | 214 |
2025 | 21 | 24 | 23 |
- パチンコ店で高齢女性からバッグをひったくった無職の26歳の男が再逮捕…コンビニで…
- ハリマ共和物産の社員が約9600万円を着服「消費者金融の返済のためパチンコやボートレースをした」
- 【3回目の逮捕】連続窃盗・強盗未遂いずれもパチンコ店駐車場で犯行に及んだ52歳の無職の男
パチンコ店で高齢女性からバッグをひったくった無職の26歳の男が再逮捕…コンビニで…
パチンコ店で高齢女性からバッグをひったくり逮捕されていた北海道函館市の無職の26歳の男が、事件翌日にコンビニでたばこなどを万引していた疑いで再逮捕されました。
男は2月28日午前0時ごろから40分ほどの間に、人気温泉地の札幌市南区定山渓温泉のコンビニでたばこなど10点(販売価格計12232円)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと事件当時、男が同店に短時間で3回ほど、出入りを繰り返している姿が防犯カメラに残されていました。
不審に感じた店舗関係者が映像を確認したところ、たばこのほか・日本酒・爪切りセット・カミソリなどを上着のポケットや手に持って盗み出しているのが発覚し警察に通報していました。
男は前日の27日午後1時40分ごろ、同区内のパチンコ店の屋外通路で70代の女性から現金入りバッグをひったくり、その後逃走していましたが3月6日に逮捕。
当時、調べに「今は事実が正しいか間違っているかも答えられません」などと容疑を否認していました。
警察が余罪を捜査していたところ、コンビニでの万引容疑も浮上し、3月31日に再逮捕され、調べに「自分で使ったりするのに万引した」と容疑を認めています。
警察は引き続き男の余罪の有無や、札幌市にいた理由などを捜査しています。
UHB 北海道文化放送(2025年3月31日)
事件当時の報道
ハリマ共和物産の社員が約9600万円を着服「消費者金融の返済のためパチンコやボートレースをした」
日用品卸のハリマ共和物産(兵庫県姫路市)は31日、社員が約9600万円を着服していた問題で、特別調査委員会の報告書を公表した。営業担当の社員が2019年8月から24年9月にかけ、計128回にわたって販売先に現金取引を持ちかけて集金し、領収証を偽造していた。社員は「借金があった」などと動機を説明しているという。同社は31日付で社員を懲戒解雇。刑事告訴の可否を検討する。
報告によると、当該社員は販売先に対し、値引きしにくい商品を「現金払いなら半額にする」などと持ちかけ、集金して着服。部門長の印鑑を無断で使い、領収証を偽造して現金を受け取っていた。不正が発覚しないよう、書類上で別の商品の値引き額を水増しするなどの不正も行っていた。
社員は「飲酒運転で交通事故を起こし、反社会的勢力と思われる相手に脅迫され、消費者金融から借りて300万円を支払った。返済のためパチンコやボートレースをした」「ヤミ金融の保証人になり、高金利の返済を迫られた」などと説明しているという。
不正の手口は販売先の社員から教わったといい、調査委はこの社員も「08~13年に計約1200万円を着服したと強く疑われる」と指摘した。(広岡磨璃)
神戸新聞NEXT(2025年3月31日)
消費者金融への返済のために、パチンコやボートレースをしたという意味は、常人には理解し難いことだと思います。なぜならば、着服をした金で返済をすればよいわけですし、そこにギャンブルをかませる意味がないからです。
しかしながら、重度のギャンブル依存症ともなれば、正常な思考は失われ、着服した金も返済する金もギャンブルで勝って返せばよい、という到底不可能な思考に変換されてしまうのです。
そもそも、どんな理由があったにしろ、会社の金を着服する時点で常軌を逸した行動であり、その時点でパチンコなどにのめり込んだ、重度のギャンブル依存症に陥っている可能性が高く、全ては理由付けであり根本的な問題は「ギャンブル」ではなかったのかと思います。
ギャンブル依存症という病気だから罪が許されるということではなく、ギャンブル大国の日本においては、会社組織がこのような事案に対処する方法としては、ギャンブルをする人間には金銭を扱う業務を任せないという事と、組織内でギャンブル依存症啓発セミナーなどを実施し、予防対策や意識改革に取り組みほかないと思います。
【3回目の逮捕】連続窃盗・強盗未遂いずれもパチンコ店駐車場で犯行に及んだ52歳の無職の男
2023年2月、静岡県富士市内のパチンコ店の駐車場で車に乗り込んだ女性に声を掛け、助手席に置いてあった現金約8万円を盗んだ疑いで、52歳の無職の男が2025年3月24日に再逮捕されました。男は2025年に富士市内のパチンコ店駐車場で起きた強盗事件や強盗未遂事件でも逮捕されていて3回目の逮捕です。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、静岡県富士宮市生まれで住所不定、無職の男(52)です。警察によりますと、男は2023年2月5日午後7時頃、富士市内のパチンコ店駐車場で店の駐車場に駐車中の車内から現金約8万円を盗んだ疑いが持たれています。
男は、パチンコ店から出てきた被害者の女性が店の駐車場に止めてあった車に乗り込んだ際に声を掛け、やりとりをしている間に助手席に置いてあった現金約8万円を盗んだということです。
男は2025年1月に富士市内のパチンコ店の駐車場で男性を刃物で脅し現金約18万円を奪った強盗事件と、2月に別のパチンコ店の駐車場で発生した強盗未遂事件で、2回逮捕されていました
警察では2年前にも類似した事件が起きていたことから事件当時の映像などを確認し、その後の捜査で男の再逮捕に至ったということです。
警察の調べに対し男は容疑を否認しているということです。
SBS静岡放送(2025年3月24日)
静岡県富士市で起こったパチンコ関連事件
パチンコ業界の衰退とともにパチンコ関連事件も多くなっているのではないでしょうか・・・。
釧路町のパチンコ店駐車場で知人の少年(17)を殴り「財布を出せ」と脅し取ったとして会社員の男(20)が恐喝の疑いで逮捕される
知人の少年(17)を殴り、「財布を出せ」と脅し、財布を取ったとして3月21日、北海道釧路市に住む会社員の男(20)が、恐喝の疑いで逮捕されました。
男は3月7日、隣町の釧路町にあるパチンコ店の駐車場で、少年の顔を殴り、現金約2万5000円が入った財布を脅し取った疑いがもたれています。少年にケガはありません。
警察によりますと、男は男の友人ら数人といて、少年は男の友人に財布を渡しました。
「財布を出せ、ピアス引きちぎってやろうか」「断るならお前をボコボコにする」などと脅したといいます。少年が被害届を提出。男の容疑が固まり、逮捕されました。
調べに男は「恐喝という罪名にも逮捕にも納得いかない」と容疑を否認しています。警察は当時の状況を詳しく調べています。
UHB 北海道文化放送(2025年3月22日)
北海道釧路郡釧路町にあるパチンコ店は、『釧路ひまわり』『アーリーワン釧路桂店』『マルハン木場店』の3店舗ですので、事件があったパチンコ店駐車場はこのいずれかだと思われます。
しかし・・・逮捕された男の「ピアス引きちぎってやろうか」という言葉が凄まじいですね。SM嬢王ばりの言葉で、この文言を見ただけでもその場の臨場感が伝わってくるものです。ただし、年下相手に複数人で囲んで恐喝し、逮捕された後も「恐喝という罪名にも逮捕にも納得いかない」と潔く罪を認めないあたりは、女王様の足元にも及ばないのではないでしょうか。
なお、どのパチンコ店駐車場かを調べましたが、どのパチンコ店も口コミ投稿が著しく少なく、ある時期を境に投稿が止まっている状況で、即ち、どのパチンコ店も過疎っているのではないかと思われます。
いずれにしても、物騒な事件が多いですので、パチンコ店に足を運ぶ方は財布のほうも、身の安全もお気をつけください。
【令和の米泥棒】「パチンコに走っちゃう…」農家の倉庫から玄米60キロなどを盗んだ疑い
青森市で農家の倉庫から玄米が盗まれた事件についてです。逮捕された男が2月、過去に勤務していた会社の従業員に「コメを買わないか」などと取引を持ち掛けていたことが青森テレビの取材でわかりました。
※O容疑者の元勤務先の関係者
「(ほかの従業員が)『コメを買わないか』とメールがきたと言っていた。10キロずつ小分けにして売っていたみたい。」青森テレビの取材に応じた元勤務先の関係者は2月、会社の従業員にコメの取引を持ちかける連絡があったことを明かしました。
※須崎蓮記者
「O容疑者が青森警察署から出てきました。これから青森地検に身柄が送られます」青森市新城の会社員・O容疑者が逮捕されたのは3月13日。
3月2日から3日にかけ、青森市の農家の倉庫から玄米2袋=60キロなどを盗んだ疑いです。この倉庫では2月27日から3月2日にかけて玄米600キロ以上がなくなっているほか、周辺の農家の倉庫からも玄米およそ1.2トンがなくなっていたことがこれまでの取材でわかっています。
警察はこの一連の盗難被害にO容疑者が関わっている可能性があるとしています。
元勤務先の関係者の話から浮かび上がってきたのはO容疑者の生活環境です。
少なくとも5人以上の子どもがいながら、多額の金をギャンブルに使っていたといいます。※O容疑者の元勤務先の関係者
「(経済的に)困っていたと思いますよ。やっぱりパチンコに走っちゃう。子どもが多いのでお金もかかっていたと思うし。会社内の人に『お金を1万円貸してください』と頼んでいた」警察の調べに対してO容疑者は「売る目的で盗んだ」という趣旨の供述をし、容疑を認めています。
青森テレビ(2025年3月20日)
※報道では実名表記ですが当サイトではイニシャル変更しています
令和の米泥棒…。米の高騰によって、お金がないから盗んだのではなく、パチンコが打ちたいが為に転売目的で米を盗む…。とうとう、ここまで来てしまったかと感じざるを得ません。問題の根幹はパチンコ・パチスロにのめり込むギャンブル依存症。
この社会問題に真摯に向き合う政治家はどれくらいいるのでしょうか。
【佐賀市】パチンコ店で女性店員の下着を盗撮しようとした40歳の男が現行犯逮捕される
19日午後、佐賀市のパチンコ店で、女性従業員のスカートの内側をスマートフォンで撮影しようとしたとして、40歳の土木作業員の男が現行犯逮捕されました。
19日午後2時ごろ、佐賀市内のパチンコ店で、男が女性従業員(30代)のスカートの下にスマートフォンを差し入れ、撮影しようとするのを女性客が目撃しました。
女性客から話を聞いた従業員が110番通報し、駆けつけた警察が店内で犯人と特徴が似た男を発見。
男のスマートフォンには女性従業員を撮影したデータが保存されていなかったため、警察は男を性的姿態等撮影未遂の疑いで現行犯逮捕しました。
逮捕されたのは佐賀市新栄東の土木作業員の男(40)で、取り調べに対し、「下着が見たくて出来心で撮影しようとしました」などと話し、容疑を認めているということです。
RKB毎日放送(2025年3月19日)
パチンコ=金・酒・エロと言っても過言ではありません。しかしながら、法に触れることは絶対にあってはなりません。逮捕された男はこのパチンコ店の永遠出禁になったと思われますが、これを機にパチンコ・パチスロから引退したほうがよいでしょう…。
【プロに挑み】「小遣いが減った時にパチンコなどに使った」26歳の男性巡査長が同僚から現金を盗み懲戒処分
兵庫県警察本部に所属する26歳の男性巡査長が停職3か月の懲戒処分を受けました。
巡査長は、去年4月から12月までの間に、同僚3人の住む独身寮で、それぞれの居室から現金計7万円あまりを盗んだとされています。
お金が減っているのではないか、と感づいた同僚が、ペット見守り用のカメラを設置、その後、映像を確認すると、巡査長の犯行の様子が映っていたことで、本人を問い詰め、事態が発覚しました。
巡査長は、「小遣いが減った時にパチンコ・タバコ代などに使った」などと述べ、お金は遊興費に使ったと説明しているということです。
巡査長は、「とんでもないことをしてしまった」「被害者らに申し訳なく思っている」と話しているといい、住居侵入や窃盗の容疑で書類送検され、同日懲戒処分されました。
巡査長は3人の同僚に弁済し、辞職したということです。
MBSニュース(2025年3月14日)
元巡査長は捜査のプロに対して窃盗を企てたわけですが、灯台下暗しという思考で犯行に及んだかと言えばそうではなく、元巡査長が話した中にある「パチンコ」が原因ではないかと推察します。
パチンコ・パチスロの依存レベルはトップギアといっても過言ではなく、歴史と伝統と英知が詰まったユーザーを泥沼に嵌めていく考え抜かれたギャンブルなのです。
そして、衰退しているパチンコ業界の中にあっては、ユーザーが勝った負けたで遊べるようなレベルではなく、負け過ぎ物語を長期連載できるほどの仕様となっているわけです。
軽い気持ちでパチンコ店に行くことはやめた方がよいでしょう…。
知人男性の家でパチンコ店の会員カードを盗んだ21歳の男子大学生が逮捕される
新潟市北区の知人男性の家に訪れた際に、隙を盗んでパチンコ店の会員カードを盗んだとして14日までに21歳の男子大学生が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは新潟市北区新元島町の大学生の男(21)です。警察によりますと、男は去年12月14日新潟市北区の知人男性の家を訪れた際に隙を見てパチンコ店の会員カード1枚を盗んだ疑いがもたれています。12月中旬、男性から警察に被害届が出され警察が捜査していました。
警察の調べに対し男は「会員カードを盗んだことは間違いありません」と容疑を認めているということです。警察が詳しく調べています。
BSN新潟放送(2025年3月14日)
「友人」ではなく「知人」…二人の関係はパチンコ仲間、あるいは打ち子と親の関係だったのでしょうか…。パチンコ店の会員カードがあったとしても、その中に貯玉・貯メダルが入っていることを知らなければ、手に入れる価値もなく、また会員カードの暗証番号を知らなければ、パチンコ店で特殊景品に換えることもできません。
二人の関係性や犯行の前にどんな会話があったのか気になるところです。
パチンコ店で発見され逮捕…働いていた飲食店の経営者の財布から現金1万円を盗んだ疑い
おととし9月、北海道八雲町の飲食店で、この店を経営する女性の財布から現金1万円を盗んだとして、当時、店で働いていた45歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定の45歳の無職の男です。
男は2023年9月2日、勤務先の八雲町の飲食店で、この店を経営する49歳の女性の財布から現金1万円を盗んだ疑いが持たれています。
当時、店では金が盗まれる事案が相次いでいて、経営者の女性は店内に防犯カメラを設置しました。
すると、この店で勤務していた男が客として来店した際に、不審な動きをする姿が防犯カメラに撮影されていたということです。
経営者の女性は、警察に通報しましたが、その後、男の行方がわからなくなり、約1年半におよぶ捜査の結果、13日に岩手県盛岡市内のパチンコ店にいるところを捜査員が見つけ、逮捕しました。
取り調べに対し、45歳の無職の男は「生活が苦しくてお金を盗みました」と話していて、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は、余罪などについて調べを進めています。
HBC北海道放送(2025年3月14日)
「生活が苦しくてお金を盗みました」と供述しながら、1年半後に無職の状態でパチンコを打っているのですから違和感を感じざるを得ません。犯行後、経済的に余裕ができたというのでしょうか。
容疑者が生活が苦しくなったのは、パチンコにのめり込んでいたからだと思うと同時に、この1年半の間もそれは変わらなかったのではないかと推察されます。
容疑者は罪を償うと同時に、その苦しみから逃れる方法はパチンコの問題と向き合うほかないと思われます…。
【神奈川県】競馬やパチンコで借金が膨らみ…平塚市立中原中の男性教諭(59)が公金など約43万円を着服し懲戒免職
神奈川県教育委員会は13日、公立学校の教職員の懲戒処分2件を発表。このうち1人は公金など約43万円を着服したなどとして同日付で懲戒免職とした。
懲戒免職となったのは平塚市立中原中の男性教諭(59)。県教委によると、教諭は昨年夏頃から10月頃までの間、教材費などを保管していた職員室の金庫や同僚職員の机などから計9回、現金約43万円を抜き取るなどした。また、別の学校に勤務していた令和2~3年度と5年度にも計4回以上、約40万円を着服していた。
教諭は3年度に退職した後、任期付職員として勤務していた。県教委などの聞き取りに対し、競馬やパチンコで借金が膨らみ、退職金や盗んだ金を返済に充てていたと話しているという。着服するなどした現金は全額弁済されている。
監督責任を問い、上司の校長を減給十分の一(3カ月)の懲戒処分とし、過去の勤務校の校長に口頭で訓告した。
このほか、生徒に暴言を吐いたりレーザーポインターの光を当てるなどした県央地区の公立中の男性教諭(26)を停職6カ月の懲戒処分とし、校長に文書で訓告した。
産経新聞(2025年3月13日)
教員もパチンコに侵される
パチンコ・パチスロは何も考えずに手っ取り早くできてしまう上に、光・音・振動などによって依存しやすいよう考え抜かれたギャンブルです。また、孤独感を埋め合わせたい人が、会話を交わせずとも大勢の人の中に身を置く事ができることが、依存との関係に深く関係しているともいわれています…。
大金を失い、大切な時間を失い、一生闘病しないといけないギャンブル依存症を患う…
パチンコ店に足を向けることは慎重であるべきです。
パチンコアプリ操作に気を取られ、雪かきしていた男性をはねたとして、過失運転致傷の罪に問われていた男に執行猶予の付いた有罪判決
青森市で2024年12月、スマートフォンのゲーム操作に気を取られ、雪かきしていた男性をはねたとして、過失運転致傷の罪に問われていた男に執行猶予の付いた有罪判決が言い渡されました。
起訴状などによりますと、青森市の無職、K被告(56)は、2024年12月、青森市横内で運転中に、スマートフォンのゲーム操作に気を取られ、雪かきをしていた当時63歳の男性をはね、脳挫傷などの大けがをさせた過失運転致傷の罪に問われています。
K被告は逮捕当時、ひき逃げした道路交通法違反の疑いも持たれていましたが、4日付で不起訴となっていました。
12日の裁判で、藏本匡成裁判官は、パチンコアプリを起動した状態を続け、数秒間にわたって助手席のスマートフォンを注視したとして、K被告の「過失の程度は大きい」と指摘。被害者は脳挫傷などのけがで意思疎通が困難な状態になっていて、「被害結果は重い」としました。
一方で、被害弁償の意思を示していることや、職場を解雇されていることなどを踏まえ、禁固2年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
ABA青森朝日放送(2025年3月12日)
個人的にはパチンコ・パチスロアプリの何が面白いのか理解できませんが、金を賭けてパチンコ・パチスロをするよりはマシ、依存症からの回復のためにリハビリをかねて使うなら少しは効果があるのかもな?と思う派です。
しかしながら、歩きスマホでやる人の気持ちは理解不能、ましてや運転をしながらパチンコ・パチスロアプリは言語道断です。あるかどうか知りませんが、ビタ押しが必要なパチスロのアプリで運転中にやっていたら…それはもう…。
【熊本県甲佐町】「パチンコなどで借金がかさみ、返済などに使った」互助会費15万円を盗んだ総務課主事(28)を懲戒免職
熊本県甲佐町は7日、派遣先で互助会費15万円を盗んだとして、同日付で総務課主事(28)を懲戒免職にしたと発表した。
発表によると、主事は昨年12月、派遣されていた県後期高齢者医療広域連合の事務室で、キャビネットに保管されていた職員互助会費15万円を盗んだ。「パチンコなどで借金がかさみ、返済などに使った」と話しているという。
甲斐高士町長は「町民の信頼を著しく損ないましたことは、誠に申し訳なく心からおわび申し上げます。全職員一丸となって信頼回復に努めてまいります」とのコメントを出した。
読売新聞オンライン(2025年3月12日)
懲戒免職となった主事が「パチンコなどで借金がかさみ、返済などに使った」と話しているように、恐らくはパチンコにのめり込んだ状態、即ちギャンブル依存症を患っている可能性が高いと思われます。
レジャー白書の調べによると、パチンコ・パチスロユーザーは660万人(本年はさらに減少していると予測される)とされており、一度このユーザーに借金をしているか否かの調査をすると、驚くべき結果を目の当たりにするのではないでしょうか。
過去に私の周りにいたユーザーは、ほとんどが借金をしてパチンコ・パチスロを打っており、数人だけが無借金で打っていた。無論、無借金の数人は今ではパチンコ・パチスロを一切打たない…。また、過去に地元のパチンコ店で偶然あった旧友らは、その表情や所作から前者であったと推察できた。
つまり、パチンコ・パチスロを無借金で付き合うことは相当難しく、その過程でギャンブル依存症を患えば泥沼にハマり、抜け出すことはより一層困難となり、ギャンブル依存症等対策基本法の「ギャンブル依存症と犯罪は密接に関連している」という文言のとおり、パチンコ・パチスロが打ちたい、パチンコ・パチスロで借金ができてしまい、という動機で犯罪に手を染めてしまうことは明白なのです。
懲戒免職となった主事は、まだ人生をやり直せる年齢ですから、罪を償い、ギャンブル依存症相談機関にアクセスすることから再起を願っています。
【再逮捕】「遊ぶ金がほしくてやった。パチンコなどに使った」大阪府松原市の消防士の窃盗容疑
大阪府松原市の消防士が救急出動現場で現金を盗んだとして窃盗容疑で逮捕された事件で、府警松原署は11日、別の出動現場でも盗みを働いたとして、松原市消防本部の消防士の男(30)を窃盗容疑で再逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。
市内では、他にも同様の被害相談が複数あり、府警が関連を調べる。
捜査関係者によると、男は昨年12月12日午前9時~同10時30分頃、市内の80歳代女性方に救急出動した際、女性の寝室に置かれていた現金1万5000円が入った封筒を盗んだ疑い。調べに対して容疑を認め、「遊ぶ金がほしくてやった。パチンコなどに使った」と供述している。
読売新聞オンライン(2025年3月11日)
【別の事件報道】
そこまでしてパチンコを・・・それがパチンコ依存症、総じてギャンブル依存症なのです。生活費もつぎ込み、金融機関から借りるようになり、親族や友人知人からも借りるようになり、そしてどこからも誰からも借りれなくなった時、パチンコ・パチスロが打ちたいという強い衝動に負ければ、ギャンブル依存症者ならばどんな事をしても不思議ではないのです。
それは連日報道されるパチンコ関連事件をみてもわかりますし、ギャンブル依存症専門医・専門家の見解でもあるのです。自分がギャンブル依存症ではないかと一度は疑い、専門医による診断をうけることが肝要だと思われます。
【青森県】パチンコ店で女性にわいせつな行為をしたとして配管工の男が逮捕される
青森県内のパチンコ店で女性にわいせつな行為をしたとして配管工の男が逮捕されました。
逮捕されたのは自称・宮城県仙台市宮城野区高砂1丁目の配管工 G容疑者46歳です。
G容疑者はきのう午後4時45分ごろ青森県内のパチンコ店で20歳代の女性に同意を得ること無くわいせつな行為をした不同意わいせつの疑いが持たれています。女性にけがはありませんでした。
当時店は営業中で、事件は被害者から報告を受けた従業員の通報で発覚しました。警察によりますとG容疑者と女性に面識はなく、調べに対し「弁解することはありません」と容疑を認めています。
警察はG容疑者の身元の確認を進めるとともに動機やいきさつを調べています。
RAB青森放送
※報道では実名表記ですが当サイトではイニシャルに変更しています。
度々、パチンコ店では女性への盗撮やわいせつな行為をして逮捕される人間が現れますが、いったい彼らはパチンコ店に何しに来ているのでしょうか。一説には、パチンコ店でギャンブルよりも女性に興味が引かれるユーザーはヘビーユーザーに非ずとあるそうです。
パチンコ・パチスロにどっぷり漬かり、のめり込んでいるユーザーは、パチンコ店内で女性の肩をふきとばしながら徘徊をし、女性が打ってるパチスロ台がハマっていれば、その後ろを容赦なく張り付きし、女性が落とした玉やメダルを根こそぎ奪取するといわれています。
つまり、逮捕された男はヘビーユーザーではない可能性が高いといえます。男は罪を償い、これを機にパチンコ店に行くことをやめ、そういった店に行くほうがよいでしょう。
【閉店間際】静岡県御殿場市のパチンコ店で店員の顔に頭突きをくらわした79歳の男が逮捕される
3月9日夜、静岡県御殿場市のパチンコ店で、男性店員の顔に頭突きをし暴行を加えた疑いで、79歳の無職の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、自称、御殿場市東田中に住む無職の男(79)です。
警察によりますと、男は9日午後10時半頃、御殿場市川島田のパチンコ店で、閉店時間だと告げた男性店員(45)の顔に頭突きをし暴行を加えたた疑いが持たれています。
男は、店でパチンコを打っていて、当時、大当たりしていたとみられています。他の店員が110番通報し、男は約30分後に現行犯逮捕されました。
男は「頭突きしていません」と容疑を否認しているということで、警察が詳しく調べています。
SBS静岡放送(2025年3月10日)
御殿場市川島田の住所にあるパチンコ店は『モナコ』(静岡県御殿場市川島田614-22)と『ABC御殿場川島田店』(静岡県御殿場市川島田9-1)ですので、事件があった店舗はこのどちらかだと思われます。
パチンコ・パチスロユーザーならば、一度は閉店間際の大当たりを経験したことがあり、店員からの終了声掛けに泣く泣く従うことがほとんどです。中にはパチンコの確変中のため、店員にたいして「あと一回だけ!」と懇願するユーザーもいますが、それが通じたという話は聞いたことはありません。
CR機があったひと昔前は、翌日朝から確変状態で打てる権利を貰えたり、終了の声掛け後に1箱補償などのサービスがあったりもしましたが、今のご時世ではそんなサービスがあるわけもありません。
逮捕された79歳の無職の男は長年のパチンコユーザーであることが推察され、そんな時代を経験しているが故に、やっとの思いで掴んだ大当たりの終了声掛けにブチ切れてしまい、押忍!空手部の千葉先輩を彷彿とさせる頭突きを店員にくらわしてしまったのではないでしょうか…。
【旭川市】パチンコ店の駐車場に乳児を車内放置したとして27歳の父親と17歳の母親が逮捕される
旭川市でパチンコ店の駐車場に停めた車に乳児の娘を置き去りにしたとして27歳の父親と17歳の母親が逮捕されました。
保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたのは旭川市の自称会社員=I容疑者27歳と内縁の妻17歳です。
2人は8日午前9時過ぎからおよそ3時間半にわたって旭川市内のパチンコ店の駐車場に停めた車の中に乳児の娘を置き去りにした疑いが持たれています。
警察によりますとパチンコ店の従業員から「駐車場の車の中から乳児の泣き声が聞こえる」と警察に通報があり事件が発覚しました。娘にけがはありませんでした。
警察の調べに対し2人は「車内に放置したことはまちがない」と容疑を認めているいうことです。乳児は2人の実の娘で、警察は日常的な虐待がなかったなど詳しく調べています。
HTB北海道ニュース(2025年3月9日)
※報道では実名表記ですが当サイトではイニシャルに変更しています
冬場であったとしても、乳児をひとり車内放置すればどんな事が起こるか分かりません。両親はそれほどまでにパチンコ・パチスロが打ちたかったのでしょうか。であるならば、それはパチンコ・パチスロにのめり込んだ状態、即ちギャンブル依存症に罹患している可能性が高ります…。
ギャンブル依存症対策基本法には「ギャンブル依存症と虐待は密接に関連している…」と明記されており、今回のようなパチンコ店駐車場に子供を車内放置する行為は虐待と呼べるはずです。
日常的な虐待がなかったなど詳しく調べるとともに、こういった事案でも容疑者が専門医によるギャンブル依存症診断を受けることを義務付けさせ、再発防止に取り組んでもらいたいものです。
そして、賭博開帳図利罪と賭博罪がある日本国なのですから、公営ギャンブル以外のパチンコ業界が営利を貪る目的で射幸を煽る、あらゆる宣伝を規制するべきだと思います。
鳥取県米子市のパチンコ店内に落ちていた財布を盗んだとして、60代の境海上保安部職員が書類送検
パチンコ店の店内に落ちていた財布を盗んだとして、60代の境海上保安部職員が書類送検されていたことがわかりました。
窃盗の疑いで書類送検されていたのは、境海上保安部の64歳の男性職員です。この職員は去年9月、鳥取県米子市内のパチンコ店で店内に落ちていた財布を拾い、そのまま盗んだとされています。その後、米子警察署と境海上保安部が認知し、所要の捜査などを行ったところ、本人が犯行を認め、警察が書類送検しました。
財布には現金3万円が入っていて、職員は「なぜこういうことをしたかわからない。申し訳ないことをした」などと話しているということです。財布の持ち主には、すでに弁済したということです。
境海上保安部は、3月7日付けでこの職員を「停職2か月」の懲戒処分としましたが、男性職員は3月7日付けで依願退職しています。
境海上保安部の西山博部長は「取り締まり機関である当庁の職員がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾であり、失われた信頼を一刻も早く回復するよう務める所存です」などとコメントしています。
日本海テレビ(2025年3月7日)
パチンコ店は札束が飛び交う賭場であり、そんな場所に身を置けば、ついつい魔が差してしまうことも十分に考えられます。しかも、今のパチンコ・パチスロは5万円持っていても不安、10万円なければ一日勝負にならないと云われるギャンブルであり、多くのユーザーが大金を失っています。
パチンコ業界は斜陽産業であり、全盛期に3,000万人いたユーザーも今や660万に激減、2万店舗近くあったパチンコ店も6,000店舗に減少しており、数年前よりパチンコ店閉店ラッシュが継続中なわけです。
つまりは、過去よりも勝ちづらい、遊びづらいギャンブルになったわけです。
社会問題であるギャンブル依存症に最も陥りやすいのがパチンコ・パチスロともいわれており、そういった様々なリスクを考えても、パチンコ・パチスロとは距離を取る事が賢明なのです。
福島県商工信用組合に業務改善命令…「着服は計約3千万円でパチンコや飲食に使われた」
福島県商工信用組合(同県郡山市)は7日、2008年から昨年まで、男性職員10人が顧客の定期預金を着服したり、口座間を移動させたりする不正が10件あったと発表した。不正は顧客77人分で計約1億1千万円に上る。当時の経営陣はこのうち8件を把握しながら隠蔽し、東北財務局への報告を怠っていた。
財務局は同日、業務改善命令を出した。
実際の着服は計約3千万円で、パチンコや飲食に使われた。組合が既に全額を弁済した。
組合によると、08~24年、当時10~40代の職員9人は顧客名義で不正に口座を開設するなどして、定期預金の解約金や融資金約25万~1700万円を不正に移動させた。
共同通信(2025年3月7日)

横領した金でパチンコというよりもパチンコが原因で横領なんだろうな
パチンコ関連事件が増加傾向
【岡山県】「全部売ってパチンコに使った」道路の鉄製のふたなどを盗んだとして61歳の男を最終送検
岡山県総社市内で道路の側溝を覆う鉄製のふた・グレーチングなどを盗んだとして、総社署は7日、窃盗の疑いで同市、現場作業員の男(61)=窃盗罪で起訴=を最終送検した。
最終送検容疑は昨年7月30日~12月9日の間、計9件の犯行を重ね、グレーチング35枚とポンプ機1台(計7万9千円相当)を盗んだ疑い。「簡単に盗めるからやった。全部売ってパチンコに使った」と容疑を認めている。
山陽新聞デジタル(2025年3月7日)
過去にも同じような事件がありましたが
そこまでしてパチンコをするようになったら、もうやけっぱち状態であり、現状のパチンコ店の出玉状況を考えたら、日本中の道路から鉄製のふた・グレーチングが喪失するのではないでしょうか…。
「パチンコなどで借金がかさみ、窃盗を思いついた」互助会費15万円を盗んだとして熊本県甲佐町職員を懲戒免職処分
甲佐町は、総務課に勤務する主事(28)を7日付けで懲戒免職処分としました。
甲佐町によりますと主事は去年12月、当時町から派遣されていた県後期高齢者医療広域連合で、広域連合の職員から集めた「互助会費」15万円を盗んだということです。「互助会費」は懇親会などに使用するもので、事務室の鍵付きのキャビネットに保管されていました。
別の職員が現金が無くなっているのに気づき発覚。広域連合が警察に被害届を提出し、主事は警察に対し現金を盗んだことを認めたということです。
主事は町の聞き取りに対し、「パチンコなどで借金がかさみ、窃盗を思いついた。私的に使った」と話しているということです。
甲佐町の甲斐高士町長は「町に対する信頼を著しく損ない誠に申し訳なく心からお詫び申し上げます。再発防止に向け、法令順守、服務規律の確保や信用失墜行為の根絶を図るよう信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。
KKT熊本県民テレビ(2025年3月7日)
聞き取りに対し、「パチンコなどで借金がかさみ」とあるように、懲戒免職処分となった職員もギャンブル依存症の疑いが強まると思われます。それは、ギャンブル等依存症対策基本法に明記されている「ギャンブル依存症と犯罪は密接に関連している」という文言に照らしても、その行動が合致しているためです。
昨今、公務員によるパチンコ関連事件が散見されますが、いわゆる固い仕事だからこそ、他人に打ち明けられない悩みなどを抱え、その孤独感からパチンコ・パチスロなどにのめり込んでしまう傾向があるのではないかと思います。
組織内で定期的なギャンブル依存症啓発セミナーなどを実施し、ギャンブル依存症が病気であることや社会問題であることを認識していくことが、再発防止の対策になるのではないでしょうか。
【容疑者逮捕】札幌市南区のパチンコ店『プレイランドハッピー 藻岩店』路地裏での窃盗事件
北海道札幌市南区で2月、高齢女性から現金が入ったバッグをひったくったとして26歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは函館市の無職・O容疑者(26)です。
O容疑者は2月27日、札幌市南区南36条西11丁目のパチンコ店の屋外通路で、70代の女性から現金約3万5000円などが入った手提げバッグをひったくった疑いがもたれています。
付近の防犯カメラの映像からO容疑者の関与が浮上し函館市内で逮捕しました。
調べにO容疑者は「今は事実が正しいか間違っているかも答えられません」などと話し容疑を否認しています。
UHB 北海道文化放送(2025年3月7日)
※報道では実名表記ですが当サイトではイニシャルに変更しています
事件当時の報道
容疑者は函館市在住とのことですから、札幌市まで「ひったくり」のために赴いていたのか、あるいは、函館市から札幌市までパチンコをしに遠征しに来ていたのか…。今はパチンコ店のイベント情報などがすぐにネットやSNSで得られるわけで、パチンコ・パチスロのヘビーユーザーならば、都道府県や市を跨いでパチンコ店に遠征に行くことは珍しい話でもありません。
容疑者がひったくりをした現場をみると、パチンコ客以外は通らない裏路地のように思えますので、もしかすれば、容疑者は遠征先で有り金を失い、犯行に及んだ可能性もあるのではないでしょうか。
いずれにしても、札幌市で起こした犯行の足跡が函館市まで追跡できる昨今のテクノロジー、犯罪に手を染めることがないよう律するとともに、ギャンブル依存症を患う確率を著しく高めるパチンコ店には足を運ばないことが賢明だと思われます。
【札幌市】「パチスロで負けて生活費が払えない」保育園の駐車場で窃盗をした無職の女(32)が逮捕される
札幌市・南警察署は2025年3月5日、窃盗の疑いで札幌市南区の無職の女(32)を逮捕しました。
女は1月23日午後4時50分ごろから午後5時10分ごろまでの間に札幌市南区の保育園の駐車場で、市内に住む女性が駐車した軽乗用車から現金約100円とトートバッグなど13点(時価合計3450円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、女と女性は面識がなく、女性はこの保育園に通う園児の保護者で、子どもの送迎のために駐車していて、鍵はかけていなかったということです。
警察はドライブレコーダーや防犯カメラの映像から女を特定し、逮捕に至りました。
警察の調べに対し女は「パチスロで負けて生活費が払えない」「申し訳ないことをした」と話し、容疑を認めています。
警察は余罪や共犯者の有無などについて調べを進めています。
STVニュース(2025年3月6日)
パチンコ・パチスロの女性参加は男性よりも少ないものの、パチンコ店の環境の変化によって、ある一定数は存在しています。ギャンブル依存症は男女問わず、誰が罹患してもおかしくない病気ですので、容疑者もまたパチスロにのめり込み、ギャンブル依存症に陥っている可能性が考えられます。
それは、容疑者が供述しているように、生活費が払えないほどまで、パチスロにお金をつぎ込んでいるからです。私がギャンブル依存症回復プログラムを受ける中で聞いた話では、意外にも男性よりも女性の方が依存症になりやすいということでした。
過去にも女性によるパチンコ関連事件がありましたが、
いずれも、パチンコ・パチスロにのめり込み、金銭に困って犯行に及んだように受け止められます。問題の根幹は、こういった事件に発展するのは氷山の一角であり、ギャンブル依存症に苦しんでいる人たちは数百万人もいるということです。
ギャンブル依存症等対策基本法によって、少しづつギャンブル依存症対策が施されているものの、運営側であるパチンコ業界は、ほとんど効果的な対策を実施していないどころか、広告規制緩和によって射幸を煽る演出を大々的に行い、庶民がやるようなギャンブルでないパチンコ機・パチスロ機を作り続けているというのが現状です。
いずれにしても、容疑者は罪を認めていますので、これを機にパチスロからは引退をし、どうしても自分の力でやめられないのであれば、地域のギャンブル依存症相談機関に足を運ぶことが更生に繋がると思います。
【トラブル】静岡県富士市のパチンコ店で隣の客の顔をぶん殴った男が逮捕される
静岡県富士市のパチンコ店で隣の客の顔を殴るなどしてけがをさせたとして、市内に住む男が逮捕されました。傷害の疑いで逮捕されたのは、富士市依田原町に住む無職の男(68)です。
警察によりますと、男は4日正午ごろ富士市内のパチンコ店で、65歳の男性の顔を殴るなどしてけがをさせた疑いがもたれています。2人は面識がなく、隣の台でパチンコをしていたということです。
逮捕された男は酒を飲んでいて、警察の調べに対し「酔っていて記憶にない」と容疑を否認しています。警察は2人の間にパチンコの台を巡るトラブルがあったとみて、事件のいきさつなどを詳しく調べています。
静岡朝日テレビ(2025年3月4日)
静岡県富士市内ではパチンコ店駐車場で連続強盗事件があったばかりですが、
この地域のパチンコ界隈も荒れている模様です。
2人の間にパチンコの台を巡るトラブルがあったと見られているようですが、音量トラブルなのか、それとも回らないパチンコにイライラがMaxとなって、隣に八つ当たりをしたのか…。
パチンコ店では「お隣さん問題」はよくあることで、どうしても我慢できない隣の所作にブチ切れてしまう客は少なからず存在するのです。しかしながら、如何なる理由があろうともぶん殴られる所以はなく、このほど逮捕された男も深く反省するべきです。
そして、これを機にパチンコ・パチスロからは引退をしたほうが賢明だと思われます。
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