年々、相談件数が増加しているギャンブル依存症について、広く知ってもらおうと、福岡市で街頭啓発キャンペーンが行われました。
24日朝、JR博多駅前では、福岡県の職員など約15人がギャンブル依存症に注意を呼びかけようと、通勤客にカードやティッシュなどを配布しました。
福岡県の試算によりますと、ギャンブル依存症が疑われる人の数は、福岡県内で約7万6000人にのぼっています。
ここ数年は、20代から30代の相談件数が約7割を占めるなど、低年齢化しているほか、手軽にできるインターネットでギャンブルをする人が増えているということです。
◆福岡県・こころの健康づくり推進室 松田京子室長
「ギャンブル依存症を治すことはできないが、回復することはできる。相談機関にまず連絡を入れていただきたい」福岡県では、9月から11月の第1・第3火曜日に相談会を初めて開催する予定で、積極的に活用してほしいとしています。
【福岡県内のギャンブル等依存症相談窓口】
TNCテレビ西日本(2024年7月24日)
北九州市・福岡市を除く全市区町村:092-582-7500
北九州市:093-522-8729
福岡市: 092-737-8829
ギャンブル依存症が病気であるということが未だ広く認知されていない中で、こういった取り組みが全国に広がってほしいです
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