ギャンブル依存症(パチンコ・パチスロ依存症)とはどんな病気【省庁機関・病院などの解説】YouTubeでも視聴可能

https://ganbulingaddiction.com/2021/07/14/definition/ギャンブル依存症情報

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はじめに

下記、記事をYouTubeでも視聴できます。

動画で視聴したい方はこちらをご覧ください。

今回は、ギャンブル依存症とはどんな病気なのかを省庁機関や専門病院などのサイトから調べ、まとめてみました。

最後までご覧いただければ幸いです。

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依存症対策全国センター

ギャンブルとは、金銭等を賭けて、より価値あるものを手にいれる行為を指します。日本では、競馬・競輪等の公営ギャンブルや、パチンコ・パチスロ等があてはまります。

ギャンブル依存症は、人生に大きな損害が生じるにも関わらず、ギャンブルをしたいという衝動が抑えられない病態をいいます。賭け金を追い求めて貯金を使い果たしたり、その行為を周りの人に隠したり嘘をつくことがあります。

借金が膨らんでしまい盗みや詐欺に至り、自己破産、失業や自殺等の深刻な問題を引き起こすこともあります。ギャンブルの衝動が抑えられないのは、他の依存症と同じように脳内の報酬系という部位に機能的、構造的変化が起こるからと考えられています。

この様な変化が脳に起こると、自分がどんなにやめようと思っても、やめられなくなってしまいます。

ギャンブル依存症の症状とサイン – 依存症対策全国センター (ncasa-japan.jp)

久里浜医療センター

ギャンブル依存とは、その人の人生に大きな損害が生じるにも関わらず、ギャンブルを続けたいという衝動が抑えられない病態をいいます。

勝ちを追い求めて、最後には掛け金をたいてい失ってしまいますが、そのような行為を人に隠したり、貯金を使い果たしてしまったりします。借金が膨らんで、盗みや詐欺行為に手を染めてしまうこともあります。

そして、最終的には生活が破綻して、深刻な事態に至ります。結果、人間関係のトラブル、破産を含む金銭問題、法律問題や違法行為をはたらいたことによる懲役、仕事能率の低下や失業、健康問題、希死念慮や自殺、などの深刻な問題に至ることがあります。

ギャンブル依存 | 症例別の取り組み | 病院のご案内 | 久里浜医療センター (hosp.go.jp)

一般財団法人 ギャンブル依存症予防回復支援センター

一般的に「パチンコや公営競技のような賭け事にのめりこむことにより日常生活又は社会生活に支障が生じ、治療を必要とする状態」を指します。「賭けることを楽しむ」という当初の健全な動機が別の動機にすり替わることが発症の引き金です。すり替わる動機には次の要素があります。

①負けを取り戻す(負け追い)
②より強い興奮を味わう
③イライラ・ゆううつ感を解消する
④賭けていると落ち着くなどがあります。これらの動機には「楽しくなくなった(飽きた)から止める」という歯止めが効きません。それゆえ遅かれ早かれ、
⑤ギャンブルに関することが頭から離れない
⑥上手に加減できないというとらわれの状態に陥ります。その結果、
⑦ギャンブル関連の嘘
⑧大切な人間関係の危機
⑨ギャンブルを原因とした借金が生じます。

一般財団法人ギャンブル依存症予防回復支援センター (gaprsc.or.jp)

厚生労働省

アルコールや薬物、ギャンブルなどを“一度始めると自分の意思ではやめられない”、“毎回、やめようと思っているのに、気が付けばやり続けてしまう”それは「依存症」という「病気」かもしれません。

依存症は、一般的なイメージでは、“本人の心が弱いから”依存症になったんだ、と思われがちですが、依存症の発症は、ドーパミンという脳内にある快楽物質が重要な役割を担っています。

アルコールや薬物、ギャンブルなどの物質や行動によって快楽が、得られます。そして、物質や行動が、繰り返されるうちに脳がその刺激に慣れてしまい、より強い刺激を求めるようになります。その結果、物質や行動が、コントロールできなくなってしまう病気なのです。

また、依存症は、「孤独の病気」とも言われています。例えば、「学校や職場、家庭などとうまくなじめない」といった孤独感や「常にプレッシャーを感じて生きている」、「自分に自信が持てない」などの不安や焦りからアルコールや薬物、ギャンブルなどに頼るようになってしまい、そこから依存症が始まる場合もあります。

さらに、依存症は「否認の病気」とも言われており、「自ら問題を認めない」ため、本人が病気と認識することは困難です。一方、家族はアルコールによる暴力やギャンブルによる借金の尻ぬぐいになどに翻弄され、本人以上に疲弊するケースが多くみられます。

「(家族や知人が)依存症かもしれない」そう思ったら、1人で抱えこまず、また1人で解決しようとせずに、まずは、お近くの「保健所」や「精神保健福祉センター」に御相談ください。

家族や友人など周りの人が、依存症について正しい知識と理解を持ち、当事者の方を早めに治療や支援につなげていくこと。それが依存症を予防し、また回復につなげる大事な一歩です。

依存症対策|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

消費者庁

ギャンブル等依存症とは、ギャンブル等にのめり込んでコントロールができなくなる精神疾患の一つですこれにより、日常生活や社会生活に支障が生じることがあります。

例えば、うつ病を発症するなどの健康問題や、ギャンブル等を原因とする多重債務や貧困といった経済的問題に加えて、家庭内の不和などの家庭問題、虐待、自殺、犯罪などの社会的問題を生じることもあります。

ギャンブル等依存症は、適切な治療と支援により回復が十分に可能です。しかし、本人自身が「自分は病気ではない」などとして現状を正しく認知できない場合もあり、放置しておくと症状が悪化するばかりか、借金の問題なども深刻になっていくことが懸念されます。

そこで、ギャンブル等依存症に関する注意事項や、対処に困った場合の相談窓口をお知らせします。相談の内容に応じ、これらの窓口をご利用ください。

なお、ギャンブル等依存症対策については、ギャンブル等依存症である方やそのご家族を含む国民の皆様への周知啓発や教育に関する取組、回復支援や治療に関する取組、借金の問題を抱えた方への相談支援の取組等が進められているほか、競技施行者・事業者による広範な取組も進められております。

ギャンブル等依存症でお困りの皆様へ | 消費者庁 (caa.go.jp)

まとめ

ギャンブルで悩む当事者や家族、友人などが「ギャンブル依存症とは何か」を正しく知ることから、ギャンブル依存症からの回復は始まっていきます。

私自身もそうでした。

当事者のみならず、家族や友人など周囲の方々がギャンブル依存症は「病気」であることを知り、適切な対処をしていけば、良い方向に進んでいきます。

多くの相談機関がありますので、悩んだらまずは相談をしてみてはどうでしょうか。

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