パチンコ依存症者をもつ家族に有益な記事が朝日デジタルより発信された

https://ganbulingaddiction.com/2023/06/27/news/(新しいタブで開く)ギャンブル依存症情報

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パチンコ、スロット、競馬……。公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」(東京)は、依存症の当事者やその家族の相談に応じている。置かれた状況は千差万別だが、共通しているのは、「家族の愛」では依存症から回復させられないことだという。

相談者の一人、新潟市に住む団体職員の女性(56)は、息子(31)のパチンコと市販薬の過剰摂取に苦しめられた。お金をせびるだけでなく、複数の消費者金融に借金を作る息子に対し、叱りつつ結局はお金を渡し、借金の尻ぬぐいも繰り返した。

 女性は当時を「息子の夢や将来をつぶしてはいけないと思っていた。家族で解決しようとして、何も解決しなかった」と悔いる。

■まずはお金を断つことから

 考える会の田中紀子代表(58)は、ほとんどの家族に共通することとして「自己破産といった借金整理の知識が欠けている」と指摘。「正しい知識を身につけ、お金を取られないようにしっかりガードしておけば、安心して当事者を見守れる」と助言する。

 当事者がお金のピンチに陥ったときが回復に向かわせる好機とし、「そこで家族が尻ぬぐいをするから、またギャンブルをして、症状がどんどん悪化してしまう」。まずは、お金を断つことが重要だと強調する。

 そのうえで、考える会の相談専用電話の番号(070・4501・9625)を当事者に伝えるようアドバイスしている。自助グループとつなぎ、回復への糸口にしてもらうためだ。

 考える会は、各地の家族の会や当事者の会などと連携し、相談会やセミナーを開催。依存症から回復した人やその家族の事例を紹介するなどして、前向きに生きる手助けをしている。家族らの相談を継続的に受ける「伴走支援」にも取り組んでいる。

 問い合わせは、考える会事務局(03・3555・1725)へ。(茂木克信)

朝日新聞デジタル

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