2023年6月10日、熊本県民テレビの報道です。
※報道では実名表記ですが、当サイトではイニシャルに変更しています。
熊本県宇城市の住宅で9日に男女2人の遺体が見つかり、この家に住む69歳の男が逮捕された。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは宇城市松橋町の無職 H容疑者(69)で、90代女性と60代男性の遺体を自宅に遺棄した疑いがもたれている。
供述や遺体の状況などから死亡したのはH容疑者の母と弟で、母は今年3月頃に、弟は先月頃死亡したとみられている。
警察は、9日に宇城市から「連絡がつかない人がいる」と連絡をうけ、市内のパチンコ店にいたH容疑者から話を聞き、遺体を発見した。
H容疑者は容疑を認めていて「金銭面を含め誰にも相談できず、自宅に放置してしまった」と話しているという。
■3日前に会話した近所の人
「『(母と弟は)元気しとる?』と聞いたら『うん、しとるよ』と言うから。近所にいて何もできなかったのが悔やまれて、皆さんも心配していた」遺体は一部白骨化していて警察は司法解剖とDNA鑑定で死因や身元を確認している。
熊本県民テレビ
金銭面を含め誰にも相談できなかったとはいえ、亡くなった母と弟の死体を遺棄したまま生活をすることなんて出来るのでしょうか…
警察に発見された場所がパチンコ店である事実からみても、容疑者はパチンコ依存症の疑いが極めて強いと思われます。
正常な感覚であれば、肉親の生き死にの問題ですから役所に相談するなり、いくらでも出来たでしょう。
報道でも、近隣の人から気にかけて声をかけてもらっていた事が記されています。
どんなに経済的に困っていたとしても、結局はパチンコを打つ金銭はあったという事です。
うがった見方かもしれませんが、母親や弟の年金などが止まる事を恐れての死体遺棄だった可能性も考えられます。
パチンコ依存症者はそれほどパチンコを打つための資金が枯渇することを恐れます。
経済的に追い込まれれば、パチンコを打つための資金を手に入れるために、あらゆる悪知恵が働くことも特徴の一つです。
人生の晩年がそれではあまりにも辛すぎます。
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