【事件】新潟市中央区のパチンコ店でICカードを盗んだ64歳の男が逮捕 追い詰められていくユーザー

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2023年5月29日、テレビ新潟の報道です。

新潟市中央区のパチンコ店で、他の客が利用していたICカードを盗んだとして64歳の男が逮捕されました。

窃盗の容疑で逮捕されたのは新潟市西区に住む無職の男(64)です。

警察によりますと、男はことし3月22日午後2時23分頃、新潟市中央区のパチンコ店で、遊技中だった人が席を離れている間にパチンコ台に挿入されていたICカードを盗んだ疑いがもたれています。

ICカードには残高5500円があり、残高は男が引き出したとみられています。

被害者から届け出があり警察が捜査していたところ、防犯カメラなどから男の特定に至ったということです。

男は警察の調べに対し「身に覚えのないことなのでわからない」と容疑を否認しています。

警察は余罪を視野に捜査を進めています。

テレビ新潟

一説にはパチンコ店での窃盗は日常茶飯事であり、報道されたり警察沙汰になるのは氷山の一角とも云われています。

というのも、パチンコホールが客の窃盗などで警察を呼んだ場合、事情聴取などで何時間も拘束されるため、店舗内の人員を割かれたりすることを嫌うためだというのです。

すぐに犯人が特定できた場合は、盗んだものを返してもらい、二度と店舗に出入できないよう出禁通告をするとのことです。

この内容は別の記事でパチンコホール店長がコメントしていたもので、一例に過ぎないので全てのパチンコホールがそういった対応をしているかは分かりませんが、被害にあった客が了承するなら店側には被害がないわけで、そういったこともあるのかと知るに至りました。

しかしながら、出禁になるだけで警察沙汰にならないのであれば、別のパチンコホールでまた犯行に及んでしまう人間も少なからずいるであろうし、それはそれで問題なのではないかと思います。

今年に入り、パチンコ関連事件は後を絶ちませんが、その中にはICカードの窃盗も何件か確認できます。

パチンコ・パチスロメーカーが増収増益の決算報告があるのとは対極的に、全国のパチンコホールの閉店ラッシュは止まらない状況であり、パチンコ・パチスロユーザーによるパチンコ関連事件が続いている有様は、背筋が凍るような異様な光景に見えて仕方ありません。

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