2023年2月28日、静岡朝日テレビの報道です。
陸上自衛隊富士駐屯地は同僚の私物およそ40万円相当を盗んだなどとして、20代の男性3等陸曹を懲戒免職処分としました。
懲戒免職処分を受けたのは静岡県の富士駐屯地富士学校に所属する29歳の男性3等陸曹です。
3等陸曹は2年前、隊員の私物を保管していた倉庫から車の整備に使う工具やエアガンなど、合わせて28点、時価およそ40万円相当を盗み、リサイクルショップに売っていたということです。
また、去年3月には静岡県内のパチンコ店で換金率の低いスロットコインを別の店で不正に使用し、およそ1万3千円の利益を得ていたということです。
富士駐屯地によりますと、警察の調べなどから事案が発覚し、本人は「お金が欲しかった」などと話しているということです。
富士駐屯地富士学校長の蛭川利幸陸将は「事案に対し厳正に対処し、再発防止に万全を期して参ります」とコメントしています。
静岡朝日テレビ
「同僚の私物およそ40万円相当を盗んだ」「去年3月には静岡県内のパチンコ店で換金率の低いスロットコインを別の店で不正に使用し、およそ1万3千円の利益を得ていた」という報道から、懲戒免職処分を受けた男性3等陸曹はギャンブル依存症の疑いが強いと推測できます。
ギャンブル依存症と犯罪は密接に関連していると法律にあるとおりです。
ギャンブル依存症になれば正常な判断ができなくなり、理性は破壊されていきます。
それは連日報道されるパチンコ関連事件、毎年繰り返されるパチンコ関連犯罪を見ればわかります。
公務員が国内でギャンブルをしてはいけないとまでは思いませんが、少なくとも組織内でギャンブル依存症の啓発運動を推進し、国内のギャンブル依存症の実態やパチンコ・パチスロの危険性を知っておく必要があると考えます。
ちなみに、パチンコ・パチスロユーザーの3人に1人はパチンコ依存症であるとは厚生労働省のデータから分かることです。
どれだけ危険かということです。
パチンコについて、お隣の韓国ではパチンコ依存症者が増え過ぎたため、法律で廃絶された程なのです。
警察や自衛隊は国民が所有できない武器も扱えるわけですから、ギャンブル依存症という身近にある病気について熟知してもらいたいものです。
コメント