2023年2月27日、長崎国際テレビの報道です。
パチンコ店で10万3400円相当の景品をだまし取ったなどとして海上自衛隊大村航空基地の隊員が懲戒免職処分となりました。
2月27日付けで懲戒免職処分となったのは海上自衛隊大村航空基地の第22航空隊に所属する29歳の男性尉官です。
海上自衛隊によりますと、男性尉官は去年10月、大村市内のパチンコ店で店で利用する他人のICカードを拾いチャージ残高2500円を払い戻して現金を盗みました。また、この店の景品カウンターで拾ったICカードを提示し10万3400円相当の景品をだまし取りました。男性尉官は店を出た後、盗んだ金や景品を返しに戻ったところ警察官から事情を聞かれ、行為を認めたということです。
海上自衛隊は「このような事案が二度と起きないよう再発防止に万全を期したい」とコメントしています。
長崎国際テレビ
パチンコホールでは「ICカードの取り忘れにご注意ください」とアナウンスされているほど、このような事は頻繁に起こっているようです。
未遂や和解、報道されていない事象も多く存在するのでしょう。
他人の台からICカードを抜いてまで窃盗をすることはなくても、落ちているICカードを拾ったら一瞬でもどうするか迷うユーザーは多いのではないでしょうか。
それが賭博場であるパチンコホールという条件や、パチンコで負けている、のめり込んでいる状態ともなれば尚更だと思います。
さらにギャンブル依存症ともなれば冷静かつ正常な判断ができない状態にも陥ります。
ICカードには「どこの台で入金して、どの台に移動した」などの情報が入っており、防犯カメラと連動させれば、本人の物かどうかまで特定されます。
また、パチンコホールで従業員が頻繁にインカムで連携を取っているのは、この防犯も兼ねているようです。
パチンコホールでの犯罪はほぼほぼ捕まると思っていて間違いないと言えます。
ただし、ギャンブル依存症となれば、そう警告されても制御不能となってしまうのですから、本当に恐ろしい病気なのです。
パチンコ・パチスロが無くなると、疾病者と犯罪が減るというメリットを政治家の方は直視してもらいたいものです。
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