2023年8月28日、BSS山陰放送の報道です。
島根県警江津警察署は28日、巻き寿司などを万引きした疑いで、住所不定無職の48歳の男を逮捕しました。
警察によりますと、男は前日の午後7時半頃、江津市内にあるショッピングセンターの食品売り場で巻き寿司やペットボトルの麦茶、ポテトサラダなど5点、販売価格合計約1100円を盗んだ窃盗の疑いです。
「行動が怪しい男がいて、防犯カメラを確認してみたらペットボトルを背中のリュックサックに入れていた」という店からの通報を受けて警察官が市内を捜索した所、午後9時頃に現場近くのパチンコ店で男を発見しました。
職務質問に対し男が犯行を認め、盗んだ物の一部を持っていたことから、警察署に同行を求めて調べを進め、28日午前5時過ぎに逮捕しました。
男は「間違いありません」と容疑を認めていて、逮捕時の所持金は2円でした。
パチンコ店の防犯カメラには盗んだものを食べている男が写っていたということです。
調べに対し「自転車で放浪していて県外から来た」と話していて、警察では余罪があると見て調べています。
山陰放送
逮捕時の所持金が2円という何とも切ない事件です。
ですが、どんな理由があったにしても、万引きは犯罪であり許されるものではありません。
容疑者がなぜそれほどまでに困窮しているのかは不明ですが、万引きした商品を食べていたのが「パチンコホール」ということですから、もしかすれば容疑者もまた、パチンコによって貧困に陥っていたのかもしれません。
パチンコ・パチスロ依存症者なら誰もが経験する所持金数円という事象。
パチンコ業界関係者曰く、今のパチンコ・パチスロは「金持ちの遊び」とのことですので、安易に近寄ることは極めて危険です。
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