新年早々からパチンコホールでの窃盗事件が相次いでいます。
2023年1月9日、南日本新聞社の報道は以下のとおりです。
鹿児島県警霧島署は7日、窃盗の疑いで、本籍姶良市西餅田、住所不定、無職の男(42)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は同日午後8時45分ごろ、霧島市内のパチンコ店で、市内の男性会社員が席に置いていた現金約8万円入りの財布を盗んだ疑い。
同署によると、男性が席を離れた際、持ち出したのを男性の知人が目撃し発覚した。
南日本新聞 | 鹿児島
パチンコ業界は急速に縮小しており、昨年からはパチンコホールの閉店ラッシュが加速しています。
その打撃は特にユーザーへ向いており、過去のような感覚でパチンコやパチスロを打つと破産する可能性すらあるとも言われています。
なぜならば、パチンコユーザーのほとんどはそれほど裕福な客層ではないからです。
また、パチンコはギャンブル依存症に罹患する確率が高く、厚生労働省調べで国内に320万人いるとされるギャンブル依存症者の8割以上はパチンコ依存症とも言われています。
平成30年に制定されたギャンブル依存症対策基本法にも「ギャンブル依存症と犯罪は密接に関連している」と明記されているとおり、根本的な対策がなされない限り、パチンコ関連の犯罪は減少しないと思います。
コメント