産経新聞の報道によると、2022年6月5日、さいたま市浦和区高砂のパチンコ店で従業員の男性2人が頭部などを殴られ重軽傷を負う事件が発生。
容疑者は被害にあった従業員の同僚でその場から逃亡したようだ。
埼玉県警は7日、強盗殺人未遂の疑いで、この店の従業員の葭田拓央(よしだ・たくお)容疑者(24)=同区本太=の逮捕状を取り全国に指名手配、公開捜査を始めたと発表した。
指名手配容疑は、5日午前7時45分ごろ、開店前の事務所内で同僚の23歳と38歳の男性の頭部などをハンマーで複数回殴って殺害しようとし、店内にあった現金を奪ったとしている。
葭田容疑者は黒髪で身長170~175センチ。防犯カメラの映像などから、JR浦和駅から電車に乗りJR東京駅まで逃走したことが判明しているという。
産経新聞
同僚をハンマーで殴るって💦恨みでもあったのかな・・・
ハンマーを用意してるから計画的ではあるかもね
またも起きてしまったパチンコ店での傷害事件。
ギャンブルを行う賭博場である以上、客同士のトラブルや客と店員間でのトラブルは日常的に起こることだが、従業員同士の「殺意が見え隠れする」強盗傷害事件は珍しい・・・。
パチンコ店は高時給で比較的間口が広い会社であるから、多種多様な人間が働いていることは間違いないだろう。
しかしながら、昭和の頃の「パンチパーマ」「業務中に喫煙」「夜逃げで住み込み」とは大分変わり、パチンコ運営企業も従業員教育を徹底していたはずだ。
これが「偶然」パチンコ店で起こった事件であると思いたいが、長年パチンコ店に出入していた立場から言えば、パチンコ店で働く従業員は他の業種ではなかなか味わうことのない、「精神的負荷」があると思っている。
そういった精神的なストレスも引き金になり、同僚への「ハンマーで殴打する」という殺意に近い傷害事件が起きた可能性もある。
パチンコ店とは、一日に何百万も何千万も金が飛び交う賭博場であるのだから、そこで働くということは想像に難くない。
ましてや、昨今の遊技人口激減とパチンコ店の閉店ラッシュ、メーカーの倒産などにより、パチンコ店は疲弊している。
益々勝てない客と成果が上がらないパチンコ店、先行きが暗いパチンコ業界にあって、そこに渦巻くネガティブな感情は多くの人をむしばんでいくかもしれない。
さいたま市浦和区高砂にあるパチンコ店
パチンコプラザラ・カータ浦和店
埼玉県さいたま市浦和区高砂1-13-15
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