パチンコ・パチスロユーザーの喫煙率は、世間一般と比較して高い。
今は、タバコの値上がりやパチンコ店での分煙化なども影響して、ユーザーの喫煙率は減少しているのかもしれないが、私がパチンコ・パチスロに没頭したいた頃は、高い喫煙率だった。
むしろ、タバコを吸う人間でなければ、当時のパチンコ店では煙の臭いがきつすぎて、滞在することが苦痛であったと思う。
タバコを吸っていた私でも、朝から夜まで滞在していると頭痛がすることが度々あったので、その破壊力たるや想像を絶するのではないだろうか。
ましてや、分煙ボードという物がない時期もあったので、隣の客がヘビースモーカーだった場合は、非喫煙者にとっては地獄の沙汰、喫煙者でも怒りにも似た感情が芽生えたので、その環境は良いものではなかった。
記憶が確かならば、小学生の頃に入店したパチンコ店では、タバコの煙が充満しており、島の奥の方で打ってるユーザーの姿が薄っすらとしか見えなかったと憶えている。
私がパチンコ・パチスロに没頭していた頃のパチンコ屋では、出玉でタバコを交換する人もまた多かった。
店によっては、タバコを店員が交換しに行ってくれたり、自分で交換しに行く場合もあった。
当時、気になったのが、交換枚数についてだった。
1箱410円の頃、21枚の交換枚数だったのだ。
そうなると、客側が10円損する。
店によっては、その事を理解しているのだろう、飴玉を付けてくれたが、その10円分の端数について何にも説明が無いパチンコ店もあった。
店側にしてみれば、タバコ1箱交換すると10円の余分な利益がある。
1日50箱の交換があったとして、500円の利益。
例えば、300店舗を構えるチェーンならば、一日で15万の利益。
1ヶ月で450万の利益。
1年で5475万の利益を得ることになる。
さらに、タバコを仕入れる価格はもっと安いので、本来の利益もそこに乗ってくるという事だ。
よく考えると暴利である。
こんなところからも利益を得ていたのかと。
その事を考えると、パチンコ店で落とした玉やメダルも相当な利益になっているだろう。
きっと、パチンコ店のドル箱は、敢えてこぼれる構造に作っていると思えてならならい。
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