「パチンコ必勝法を教える」などとウソのもうけ話で秋田市に住む60代の男性が35万円をだましとられる詐欺被害に遭っていたことがわかりました。
秋田臨港警察署の調べによりますと秋田市に住む60代の男性は去年11月下旬、スマートフォンに届いた「パチンコ必勝法を教える」などのメッセージをきっかけに相手の男と電話などでやりとりを重ねるようになりました。
男は「当たらない場合は返金する」「盛岡の人が勝っている」などとウソのもうけ話を持ちかけてきました。男性はこれを信じて“情報料”として、指定された法人名義の口座に9回にわたって現金あわせて35万5000円を振り込みだまし取られました。
その後、教えられた情報を試してもパチンコで当たりが出ないことなどから不審に思った男性から26日に警察に相談があり被害が発覚しました。警察は典型的な詐欺の手口だとして注意を呼びかけています。
ABS秋田放送(2024年8月27日)
私も若い頃に、パチンコ雑誌の広告に攻略法を販売しているのをみて、一瞬電話をかけそうになったことがあります。当時はインターネットも携帯電話も普及していない時代ですから、情報弱者は相当いたことだと思います。
最近は、お年寄りでも強気にパチスロのハイエナをしているという話も耳にしますので、この情報過多の社会ではパチンコ必勝法などの怪しい詐欺話に引っ掛かる人は、昔よりは少なくなっているかもしれません。
しかしながら、パチンコ・パチスロユーザーは基本、大金を失っているので藁をも掴むおもいで、こういった詐欺の話に食いついてしまうのでしょう。
過去にパチンコ店でハイエナ専門の師匠と弟子のコンビを目撃したことがありました。初めはハイエナの仕方を教えてもらっているのかなと見ていましたが、飲み物の置き方、座り方などの注意を弟子は受けていたので、とんでもなく長い修行になるだろうなと思ったものです。
そして、そういのが嫌だから普通はパチンコ・パチスロのプロを目指すもんじゃないのかと思うと、ある意味であの時の弟子もまた詐欺にあっていたのかもしれません。いや、最終的にあの弟子が師匠の貯メダルを換金して逃げたとしたら、師匠が被害者になっていることも考えられます。
いずれにしても、パチンコ・パチスロなんかに人生賭けてしまったら終わりなのです。
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