長岡市で7日、器物損壊の容疑で市内に住む77歳の男が現行犯逮捕されました。警察によりますと男は7日午後3時前、長岡市内のパチンコ店駐車場でパチンコ店の客が止めていた軽自動車の左側面に20~30センチほどのひっかいたような傷をつけた疑いがもたれています。
「事件があったから来てください」と関係者に依頼された人が警察へ通報し、駆け付けた警察が現場にいた男を現行犯逮捕しました。男は警察の調べに対し「傷をつけたことは間違いありません」と容疑を認めています。
男は客としてパチンコ店に来ていて、軽自動車を所有する客との関係は、わかっていません。
警察が事件の経緯を詳しく調べています。
テレビ新潟(2024年6月7日)
男がパチンコ客でなければ、過去にあったような「パチンコをする人への嫌悪感」という動機も考えられるでしょうが、本件は男もパチンコ客ということから、「負けた腹いせ」という動機が濃厚なのではないでしょうか…。
パチンコ・パチスロで負けた怒りの矛先は、各々によって違いはあるのでしょうが、客同士で争う事ほど不毛な戦いはないと思います。
かつて、私が通っていたパチンコ店では毎年七夕にイベントを行っていて、パチンコ店が用意した短冊に客が思い思いの願い事を書いては木に飾り付けるというものでした。私は短冊に願い事を書くようなことはしませんでしたが、どんなものが書かれているのか興味本位で眺めていると、そこには「万枚出したい!」「今年は勝ちますように」など、ユーザーの心からの願いが綴られていたわけですが、それと同時に、
「殺すぞ」「潰れろ」「遠隔やめろや」という鮮やかな太字で綴られた短冊もそこには確かに存在し、これもまたユーザーの本音であることは間違いないなと思ったものです。
男は容疑を認めているということですが、詳しい動機などは現在調査中とのことです。いずれにしても、器物損壊をしたわけですから罪を償い、これを機にパチンコの引退をおすすめします。
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