宮城県柴田町内にある勤務先のパチンコ店の金庫から現金13万円を盗んだとして、37歳の従業員の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、宮城県角田市角田の37歳のパチンコ店従業員の男です。警察によりますと、従業員の男は、今年1月22日頃から9月10日までの間に宮城県柴田町にある自分の勤務するパチンコ店の金庫から現金13万円を盗んだ疑いが持たれています。
9月10日、このパチンコ店の店長から営業資金を入れている金庫から現金が無くなっていると警察に届け出があり、届け出があった日に店に出勤せず、行方が分からなくなっていた従業員の男を11日に警察が逮捕しました。警察の調べに対し、逮捕された従業員の男は、「間違いありません。生活に困っていた。」と容疑を認めているということです。
tbc東北放送(2024年9月11日)
宮城県柴田町内には以下のパチンコ店が存在します。
- つばめ ザ・ムーブ (宮城県柴田郡柴田町船岡字新田17)
- ダイナム柴田町店 (宮城県柴田郡柴田町大字船岡字上大原183)
- パラディソ柴田店 (宮城県柴田郡柴田町下名生字剱水2-2)
事件があったパチンコ店はこのいずれかだと思われます…。
普通に考えれば勤務先の金庫から現金を盗めば、いずれ事態が発覚することは誰の目からみても分かることです。ましてや勤務先であれば、自分が疑われることも十分に考えられることですし、突き止められれば大きな代償を払うことにもなるわけです。
それにも関わらず、「生活に困っていた」という動機だけで、勤務先のパチンコ店から現金を盗む行為を果たしてするものなのでしょうか。
逮捕された従業員の男は、まさに自分が勤めている「パチンコ」が起因となって「生活に困る」状況に陥っていたのではないかと推測します。つまりは、パチンコ・パチスロにのめり込み、多重債務などに陥っていたということです。
パチンコ店従業員の中には、パチンコを打つ人と全く打たない人に別れるようですが、パチンコ店従業員だからといって、パチンコにのめり込みギャンブル依存症にならないという理屈はありません。国内に320万人のギャンブル依存症者がいるわけですから、パチンコ店従業員が患っていても不思議なことでもないのです。
仮に逮捕された従業員の男が、ギャンブルにのめり込み犯罪に手を染めてしまったということであれば、そこから人生をやり直すためにはギャンブル依存症専門医や専門家の手を借りる他ないと思います。
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