高知県土佐清水市のパチンコ店で男性がトイレに置き忘れた、現金およそ3万5000円などが入った財布を盗んだ疑いで、44歳の男が逮捕されました。
逮捕されたのは高知県土佐清水市の自称・会社員の男(44)です。中村警察署の調べによりますと、男は令和5年11月5日の午後5時ごろ、土佐清水市内のパチンコ店で20代男性の現金およそ3万5000円などが入った財布を盗んだ疑いが持たれています。
男性はトイレを利用した際、財布を置き忘れ、1、2分後に気付いて戻りましたが、財布がなくなっていたということです。防犯カメラに男性が出た後にトイレに入っていく男の姿が映っていたことなどから、警察が逮捕しました。
男性の財布にはクレジットカードとキャッシュカードも入っていたということですが、今のところ使われた形跡はないということです。男は「私はやっていない」と容疑を否認する供述をしていて、警察が裏付け捜査を進めています。
テレビ高知(2024年8月16日)
事件から9カ月が経過しての逮捕ということで、裏付け捜査が難航していた様子もうかがえます。というのも、高知県土佐清水市には現在パチンコ店が存在していないようで、大手のパチンコ店検索サイトでも0件の表示となります。
つまり、事件当時には存在したパチンコ店が逮捕に至るまでに廃業や閉店した可能性があり、現場検証やパチンコ店の捜査協力などが手間取ったのかと推察されます。
ひと昔前は「パチンコ店で財布を落としたら諦めろ」というのが定説でしたが、現在は防犯カメラの性能も高くなり、犯人特定も容易なのかもしれません…。
パチンコ店はギャンブルをする場所であることと、パチンコ業界の射幸心を煽る演出によって多くのユーザーは経済的に打撃を負っており、魔が差す人が現れても決して不思議ではありません。
容疑者は過去にパチンコにはまっていた…↓
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