愛媛県松山市の銀天街商店街にある貴金属買取店に押し入り、現金を奪った罪に問われている男の初公判が松山地裁で17日に開かれました。検察は男がギャンブルで金を費やし犯行に及んだ動機を明らかにしました。
強盗などの罪に問われているのは住所不定・無職のN被告(57)です。
起訴状などによりますとN被告は今年5月6日、松山市湊町の貴金属買取店に押し入り、女性店員にナイフを突きつけて「変な声を出したら殺すぞ」などと脅し現金46万円程を奪った罪に問われています。
初公判でN被告は起訴内容を認めました。
検察は犯行の動機について、N被告が別の強盗事件での服役から事件直前の4月下旬に出所した際、約50万円の財産をパチンコや競馬などに費やし、やけになって犯行に及んだことを明らかにしました。
裁判は8月19日に結審する予定です。
テレビ愛媛(2024年7月17日)
※報道では実名表記ですが当サイトではイニシャルに変更しています
【事件当時の報道】
事件当時の報道や上記の報道を見ても、被告はギャンブル依存症を患っている可能性が極めて高いと思われます。実刑は免れないとは思いますが、刑務所内でギャンブル依存症についての書籍などを読み、次の服役後は回復支援施設などに入所することが望ましいと思います。
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