「パチンコ依存のため金欲しさだった」と供述、書店で65万円の書籍を盗んだ男

https://ganbulingaddiction.com/2024/05/21/news-479/(新しいタブで開く)ニュース

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札幌・白石署は21日、書店で約50回にわたって書籍の万引を繰り返したとして、窃盗の疑いで札幌市白石区の無職N容疑者(46)を追送検し、捜査を終結したと発表した。被害は全体で356冊、約65万円相当となった。

署によると、N容疑者は売却時に高く売れる本を選んで盗んだと説明し、「パチンコ依存のため金欲しさだった」と容疑を認めている。

追送検容疑は昨年9月20日から今年3月25日までの間、札幌市白石区内の書店でビジネス書や単行本、写真集などを繰り返し盗んだ疑い。

N容疑者は3月30日に書店で現行犯逮捕、起訴されていた。

共同通信(2024年5月21日)

※報道では実名表記ですが当サイトではイニシャルに変更しています。

【類似事件】

そこまで追いつめられるのがギャンブル依存症の実態です。

借金を繰り返しながらパチンコを打っているうちはまだ良いですが、やがて多重債務によって借金もできなくなり、あるいは失業によって収入もなくなり、終に行き着く所が「犯罪」か「自殺」という選択になるのが、ギャンブル依存症の最終段階なのです。

それはギャンブル依存症対策基本法にも明記されている「ギャンブル依存症と犯罪、自殺は密接に関連している」という文言のとおりであり、専門医の見解でもあるのです。

誰もが「自分はそうはならない」と思っているものです。しかしながら、ギャンブル依存症はどんなに意志が強い人間でも成り得る病気とも云われており、つまりは、どんな人間もひとたびギャンブル依存症を患い重篤となれば、こういった事件がわが身に起こる可能性は十分にあり得えるのです。

お金があれば人生の90%のことは解決するといわれますが、裏返せばお金持ちはお金では解決できない10%の悩みに苦しんでいるとも言えます。いうまでもなく、お金は目的ではなく手段であるはずです。しかし、ギャンブルはその価値観をブレさせる、特に大きな要因だと思えてなりません。

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