異様…女性に「かわいいね」と言って、抱き付いた女逮捕 どさくさに紛れ、コートのポケットから2万円を盗んでいた 昼のパチンコ店内 女は無職68歳「自由に使える金が欲しくて」、抱き付かれた女性は89歳
埼玉県警春日部署は18日、窃盗の疑いで、春日部市牛島、無職の女(68)を逮捕した。
逮捕容疑は8日午後0時45分ごろ、春日部市のパチンコ店で、女性(89)に「かわいいね」などと抱き付き、女性のコートのポケットから現金2万円を盗んだ疑い。
同署によると、女性が同署に「現金をすられたかもしれない」と通報。防犯カメラの映像などから女が特定された。
容疑を認め「自由に使える金が欲しかった」などと供述しているという。
埼玉新聞(2024/1/23)
容疑者は「自由に使えるお金がない」ほど困窮しており、犯罪に手を染めてまで金銭を得ようとしたことが報道から読み取れます。
では、なぜ「自由に使えるお金がない」ほど困窮してしまったのか。そして、犯罪に手を染めてまで何に金を使おうとしていのか…
それは容疑者が犯行場所であるパチンコ店が全てを物語っていると推察します。
ギャンブル依存症を患えば、高い確率で多重債務・貧困に陥るといわれています。
そして、失業や家庭不和、ついには犯罪に手を染めてしまうのは、連日報道されるパチンコ関連事件からも分かることであり、ギャンブル依存症対策基本法にも明記され、ギャンブル依存症専門医の見解でもあるのです。
容疑者もまた、パチンコ・パチスロが打ちたいが為に犯行に及んでしまったのではないでしょうか…
ギャンブル依存症になれば、理性では抑えがたい衝動によって、思いも寄らぬ行動を起こし、親族や友人、社会までも巻き込んでしまう恐れもあるのです。
これほどまでに、負の要素が強い「ぱちんこ」に対して、今一度その存在意義を問うことが必要ではないかと考えます。
容疑者は罪を償い、ぱちんこが全ての原因であると思うならば、ギャンブル依存症相談機関へアクセスすることが賢明な判断であると思います。
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