2023年11月7日、BSS山陰放送の報道です。
パチンコ店で、店内に置き忘れられていた財布を所有者になりすまして受け取ったとして、6日、土木作業員の男が松江警察署に逮捕されました。
詐欺の容疑で逮捕されたのは、島根県松江市に住む土木作業員の男(56)です。
調べによりますと、男は6日午後1時33分頃、松江市内のパチンコ店内に置き忘れられていた財布を、所有者になりすまして、だまし取った疑いが持たれています。
財布はパチンコ店の遊技台に置き忘れられていたものを店員が回収し、店内のカウンター内に保管してありましたが、警察は、男が何らかの形でその事を知り、店員に対し保管中の財布を指差すなどして、財布の所有者と信用させ、現金7000円などが入った財布をだまし取ったとみています。
午後2時2分、財布の所有者の男性から「パチンコ店に忘れた財布を何者かがなりすまし持ち去った」と110番通報がありました。
警察が調べを進めていたところ、市内の交番に「財布を拾った」と、財布を持ち去った男から届け出があり、財布の特徴や防犯カメラの映像など所要の捜査の結果、男の容疑が固まったとして逮捕しました。
交番に届けられた際、財布に現金は入っていなかったということです。
男は「知り合いが忘れた財布と思って受け取った」と容疑を否認しています。
事件の経緯や動機について松江警察署が調べを進めています。
BSS山陰放送
- 島根県松江市内にあるパチンコ店は14店舗
- 島根県松江市の人口は19万9,000人
- パチンコ・パチスロ遊技人口は推定1万1,000人(遊技人口720万人より算出)
- パチンコ・パチスロ依存症者は推定4,000人(ギャンブル依存症者数より算出)
一見、手の込んだ窃盗のように思えますが、パチンコホールの防犯カメラの精度を甘く見ている感は否めません…。
大手のパチンコホールは「顔認証システム」を導入して接客に力を入れようとしていると、ニュースに取り上げられてますので、それに追従する形で精度の高いカメラを多くのパチンコホールが備えつつあると思ってよいでしょう。
現状、パチンコ業界は衰退の一途を辿っており、どこのパチンコホールも絶賛ぼったくり激寒営業をしているようなので、近寄らないことが賢明です。
ユーザーもイライラしてこういった犯罪も増えてくるでしょうから、犯罪に巻き込まれないためにも、「君子危うきに近寄らず」を胸に刻みたいものです。
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