【常習犯か】新潟市中央区のパチンコ店でICカードを盗んだ男が逮捕、別のパチ店でも逮捕されていた

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2023年6月28日、新潟総合テレビの報道です。

新潟市中央区のパチンコ店で、パチンコ台に挿入されていたICカードを盗んだ疑いで64歳の男が再逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、新潟市西区に住む無職の男(64)です。

男は2月15日午後2時40分ごろ、新潟市中央区のパチンコ店で、パチンコ台に挿入されていたICカード(入金残高など6万3856円相当)1枚を盗んだ疑いが持たれています。

警察によりますと、被害者がパチンコ台を離れた隙にICカードが盗まれていたことに気づき、その後被害届を出したということです。

ICカードには現金5000円分が入金されていて、男はカードを盗んだあと、精算機で現金5000円分を引き出したとみられています。

警察の調べに対し、男は「盗みはしていません」と容疑を否認しています。

男は今年5月にも新潟市中央区の別のパチンコ店で同じ手口でICカードを盗んだ疑いで逮捕されていて、警察は余罪も視野に詳しく調べています。

警察は、パチンコ台から離れる際は、ICカードや所持品などを持って席を離れるよう呼びかけています。

NST新潟総合テレビ

別のパチンコホールでも客のICカードを盗んでいた事をみると、常習的な窃盗犯であった可能性も考えられます。

パチンコホールの仕組みや、客の動きを理解していることも考えると、長年パチンコホールに通っている男だと思われます。

パチンコ・パチスロによる借金で、窃盗を繰り返していたのならば、ギャンブル依存症の疑いが極めて強くなります。

「ギャンブル依存症と貧困・多重債務・犯罪は密接に関連している」とはギャンブル依存症対策基本法に明記されているとおりであり、統計上、犯罪に手を染めてしまうまで追い込まれていく傾向があるということです。

パチンコ・パチスロユーザーはこの事件をみて、他人事とは思わず、ギャンブル依存症は意志の強弱に関係なく誰が罹患してもおかしくない病気であることを認識した上で、定期的なギャンブル依存症診断テストを受けることをおすすめします。

そして、パチンコ・パチスロがやめられなという事で悩んだら、ギャンブル依存症相談機関へアクセスすることを強くおすすめします。

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