テレビュー福島の報道によると以下のとおりです。
福島市のアパートに押し入り、刃物を突きつけ現金を奪ったうえ、わいせつな行為をした疑いで逮捕・起訴された福島県飯舘村の元・村議会議員が、福島市のコインランドリーの駐車場で車から現金などを奪った疑いで再逮捕されました。
窃盗の疑いで再逮捕されたのは、川俣町の無職・高橋和幸容疑者(48)です。
警察によりますと、高橋容疑者は今年5月、福島市内のコインランドリーの駐車場で、40代の女性の車から現金1万円が入った財布などを盗んだ疑いが持たれています。
高橋容疑者は、容疑を認めているということです。
高橋容疑者は、飯舘村の元村議会議員で、今年7月に福島市のアパートに押し入り、20代の女性に刃物を突きつけ現金を奪ったうえ、わいせつな行為をしたとして、強盗と強制性交の罪で起訴されたほか、福島市内のパチンコ店で40代の男性が遊技中のパチンコ台から、ICコイン1枚(残高1万円)を盗んだとして、窃盗の罪でも起訴されていました。
テレビュー福島
パチンコホール内に訪れている事や他人のICコインを盗む手口などから、容疑者は普段からパチンコホールに出入するユーザーであることが推察できます。
パチンコ・パチスロにのめり込んでしまうギャンブル依存症者は、ほとんどが借金や経済苦に陥ります。
そして、ギャンブル依存症が深刻化し、金銭に困った場合、横領の罪や窃盗などの社会的犯罪を犯してしまうことは、専門家の共通見解であり統計データとしてもあるとのことです。
ギャンブル依存症対策基本法にも、「ギャンブル依存症と犯罪は密接に関連している」と明記されています。
もちろん、法治国家の日本国においては、法に則り犯罪を犯してしまうその人が罰を受けないといけませんが、犯罪を犯させない環境づくりや教育もまた必要なことだと感じてなりません。
厚生労働省調べで国内に320万人のギャンブル依存症者がいる現状として、国内に7,000店舗以上もあるパチンコ店が適切な環境であるのか、運営側であるパチンコ・パチスロメーカーやパチンコ店が依存症対策を講じているのか、その事も社会問題として注視しなければならない課題であると考えます。
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