打上花火
DAOKO × 米津玄師『打上花火』MUSIC VIDEO
作詞・作曲 : 米津玄師 / 編曲 : 米津玄師、田中隼人
「DAOKO×米津玄師」名義によるコラボレーション楽曲で新房昭之監督のアニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』の主題歌に起用された。
Billboard Japan Hot 100総合シングルチャートでは、2017年8月21日付けのチャートで3位で初登場。翌週8月28日付けで、前週に引き続きダウンロード、ストリーミング、動画再生で1位、ラジオ2位、シングルセールス11位のポイントが後押しとなって2位に上昇。
RO69の古河晋は、幻想的なDAOKOの歌声と心の奥に秘めたザラつきをいつになく剥き出した米津の声のコントラストは、映画の主人公の同じ思春期にいながらの成熟度のズレとリンクしているとも感じたとコメント。メロディやサウンドに関しても、気だるさと焦燥感の狭間で命が燃えているような、まさに打上花火のような時間感覚が見事に表現されていると評価した。
マリーゴールド
あいみょん – マリーゴールド【AIMYON BUDOKAN -1995-】
作詞・作曲: あいみょん
夏の風景に男女の恋愛模様を重ねたラブソング。
Billboard JAPAN調べによると、2020年2月付けチャートの集計時点で「マリーゴールド」のストリーミング累計再生回数が3億回を突破した。
作詞作曲は最初に思い付いたサビのフレーズから「風と切なさ」を連想して、そこから曲を膨らませて書き進めて行った。
歌詞については、本人は「愛し合ってる2人が昔を懐かしんでるような、現在進行形のラブソング」としてこの曲を書いたが、色によって様々な花言葉を持つマリーゴールドのように、聴く人によって色々な捉え方がある曲であって欲しいと語っている
パプリカ
米津玄師 MV「パプリカ」Kenshi Yonezu / Paprika
作詞・作曲・編曲: 米津玄師
「パプリカ」は、小中学生の音楽ユニット「Foorin」(フーリン)の楽曲。作詞・作曲・プロデュースは米津玄師。
ミュージック・ビデオの再生回数が1億回を超え、ダンス動画が数多く投稿されるなど、子供から大人まで幅広い年代にわたる社会現象となった。
米津は、与えられた「歌って踊れる応援ソング」「歌う人は自分以外の人間」「名の売れている人ではない」といったキーワードから、自分以外の名前の売れてないアーティストが歌う「子供たちが歌って踊れる応援ソング」をテーマに制作を開始したと語っている。
白日
King Gnu – 白日 (Live Tour 2021 AW Tour Final in YOYOGI NATIONAL STADIUM FIRST GYMNASIUM)
作詞・作曲:常田大希
本曲は坂口健太郎主演の日本テレビ系土曜ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』の主題歌として書き下ろされた。
2022年3月9日付でBillboard JAPANチャートにおけるストリーミングの累計再生回数が5億回を突破した。
ドラマのプロデューサーである日本テレビの荻野哲弘は曲を注文するにあたって、次のような依頼をしたという。
『「イノセンス 冤罪弁護士」は、無実なのに罪に問われた方々を救うべく、坂口健太郎さん演じる主人公・黒川拓と仲間たちが奔走するドラマです。例え無罪を勝ち取ったとしても、一度捕まって報道されれば厳しい世間の目に晒され続ける現実が待っています。それでも、未来に向かって前を向いて歩いて欲しいという主人公の祈りにも似た気持ちを楽曲に込めていただきたいとお願いしました。』
まちがいさがし
菅田将暉 『まちがいさがし』
作詞・作曲:米津玄師
米津玄師によって書かれたこの曲は、菅田と同事務所に所属する松坂桃李主演の関西テレビ制作・フジテレビ系 火曜21時ドラマ「パーフェクトワールド」の主題歌として起用された。
2019年5月27日付・6月3日付・7月8日付・7月15日付のBillboard JAPAN HOT BUZZ SONGで1位を獲得。
米津は作曲にあたって、「菅田じゃないと歌えない曲じゃないと意味がない」という考えから、菅田のボーカルにフォーカスをあてた曲であり、間違いだらけの人生を肯定した前向きなものとなっていると話している。
紅蓮華
LiSA 『紅蓮華』 -MUSiC CLiP YouTube EDIT ver.-
作詞:LiSA / 作曲:草野華余子 / 編曲:江口亮
テレビアニメ『鬼滅の刃』オープニングテーマ。
『鬼滅の刃』の社会現象的な大ヒットにより、現時点で、LiSAにとって最大のヒット曲となっている。オリコンでは、2019年4月22日付のデジタルシングルデイリーランキングで2.4万ダウンロードで1位にランクイン。アニメ歌手によるデイリーDL数の最高記録を更新した。
初のベストアルバム『LiSA BEST -Day-』・『LiSA BEST -Way-』の制作が決まった時に30代になってどうやって生きていこうか迷っていてメンタルがズタボロだった所に、女優の天海祐希から届いたメッセージに感動し、紅蓮華の歌詞の冒頭部分は、彼女からかけられた言葉が大きく影響していることを明かしている。
炎(ほむら)
LiSA 『炎』 -MUSiC CLiP-
作詞:梶浦由記・LiSA、作曲・編曲:梶浦由記
映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』主題歌。
楽曲は大きなヒットを記録しており、ストリーミング累計再生回数は3億回に達し、デジタル・ダウンロードではミリオンセールス(100万DL)を記録している。
プロデューサーから「彼らの物語が続いていく希望が持てるような、前に力強く進んでいけるような……だけど、今回の物語をきちんと引っぱっていけるような、壮大な力強いバラードにしてください」という注文が寄せられたとLiSAはラジオ番組で明かしている。
Editorial
Editorial Official髭男dism
作詞・作曲:藤原聡 編曲:Official髭男dism
藤原のボーカルをデジタルクワイアで重ねたアカペラ曲。Mikikiの鬼頭隆生は、「ビーチ・ボーイズ風のアカペラ多重コーラス」と評している。
歌詞では、「伝えたい だけど語れない」という感情がつづられている。藤原によるとこの曲が序章として入るっていうことはすごく大事だといい、「答えが見つからないっていう曲があってもいいんじゃないか」という「新しい扉」を開いた本アルバムで象徴になっている曲だと述べている。
論説、社説を意味するタイトル「Editorial」の背景について藤原は、「事実を報じながらも、編集をされている方や、新聞会社として何を問題に思い何を語るのかが各社の裁量に任せられている部分があって、そこにシンパシーを感じた楽曲が多かった」と述べている。
ドライフラワー
優里 『ドライフラワー』 Official Music Video -ディレクターズカットver.-
作詞・作曲:優里
楽曲は、ある二人が経験する別れを女性目線で描き、両者のすれ違う心情をリアリティのある歌詞で綴ったロックバラード。
人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」への出演をきっかけに一気に楽曲が拡散。ビルボード・ジャパンの2021年度年間チャートではダウンロード、ストリーミング、総合すべてにおいて年間首位を獲得しており、ストリーミング再生回数は5億回を、デジタルセールスは45万DLを突破。
ライターの荻原梓は、本楽曲は「シンガーとしての優里の優れた能力を表す楽曲」であり、また「優里の歌声の細かな技術や、歌詞の世界を伝える表現力、多彩な歌唱法」などカラオケで“挑戦したくなる”要素が本楽曲には詰まっていると指摘。本楽曲がカラオケで人気を博したことについて「いかに『ドライフラワー』が“歌いたい”と思える楽曲だったかを証明する結果」と述べた。
Dynamite
BTS (방탄소년단) ‘Dynamite’ Official MV
作詞・作曲:デヴィッド・スチュワート、デヴィッド・スチュワートジェシカ・アゴンバー
「Dynamite」(ダイナマイト)は、BTS(防弾少年団)の楽曲。2020年8月21日にデジタルシングルとして発売され、BTSとして初めて全ての歌詞が英語で書かれた。Billboard Hot 100にて2週連続で1位を獲得。後に2位になったものの1位に返り咲き、計3週間1位に輝いた。
2020年7月26日、BTSはV LIVEの生放送中に8月21日に次のアルバムに収録されるファーストシングルとして全編英語の曲を発売する事を発表した。この曲を通じて新型コロナウイルス感染症によって辛い思いをしているファンや世界中の人々にポジティブなエネルギーを共有したいと語った。
・動画で観る平成の名曲10選【1989年~1991年】
・動画で観る平成の名曲10選【1991年~1993年】
・動画で観る平成の名曲10選【1993年~1995年】
・動画で観る平成の名曲10選【1995年~1996年】
・動画で観る平成の名曲10選【1997年~2000年】
・動画で観る平成の名曲10選【2000年~2004年】
・動画で観る平成の名曲10選【2005年~2008年】
・動画で観る平成の名曲10選【2008年~2012年】
・動画で観る平成の名曲10選【2013年~2018年】
コメント