ギャンブル依存症から回復するために確率を学ぶ【ギャンブル依存症回復プログラム】

https://ganbulingaddiction.com/2021/09/04/information/ギャンブル依存症情報

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こんにちは。バーサスです。

私がパチンコ・パチスロ依存症に悩み、ギャンブル依存症回復プログラムを受ける中で、衝撃だったのは確率について問いかけられた事でした。

医師から「サイコロの目が1/6の近似値となるには、何回の試行回数が必要と思いますか?」と問いかけられた時、私は答えることは出来ませんでした。

それまで、そんなことは考えたこともなかったからです。

しかし、私がそれまで悩まされ戦いを挑んできたのは、まぎれもなく、その確率が肝となるパチンコやパチスロ。

医師から「概ね16,000回の試行が必要と言われています…」と教えられた時、難しい数学的な解釈は出来ないものの、パチンコやパチスロの大当たりという確率が如何に大きく、無謀な挑戦をしていたのかという事が実感できた瞬間でした。

パチスロにはジャグラーという機種があるのですが、その機種の小役であるブドウの確率がそのサイコロの目の確率と同じ位の1/6です。

例えば、マイジャグラーⅢという機種では、ブドウ確率が設定1で1/6.350、設定6で1/6.071と出玉率が低い設定1から出玉率が高い設定6まで、ブドウ確率に設定差が設けられています。

それを知っているユーザーは、パチスロを打ちながら、そのブドウをカウントして設定看破を試みるわけですが、先の医師の話にもある通り、少なくとも1,6000回の試行をしなければ、ブドウ確率のみで設定看破は不可能という事です。

さらに、パチンコ店の風営法に定められた営業時間から見ても、パチスロを一日で16,000回も回すことも不可能です。

勿論、プロと呼ばれてパチスロで生活をしている人たちは、ブドウ確率以外の設定差も考慮しながら設定看破をする訳ですが、開店から閉店まで打ったとしても、最終的にその営業時間では「確実に言い切れる程の設定看破は出来ない」ということです。

現に、動画などで見られるスロプロと呼ばれる人は、設定看破を言い切ることは珍しく、「恐らく」という表現や「分からないが」という言葉を使い、断定まではしません。長年、パチスロで生活をしてきた人ですら、確率から設定看破をすることは難易度が高い作業だという事です。

だからこそ、プロと呼ばれる人たちが「パチンコやパチスロを打つ前に大事な事は、店選び・機種選び・台選び」という前提条件を言うのだと思います。

ある程度の根拠があって、確認作業としてパチンコもパチスロも打たなけらば、もはや無理ゲーという事なのでしょう。

それでは、パチンコやパチスロで勝つために、店選び・機種選び・台選びの情報を集め、根拠を持って打っているかと自分に問いかけてみます。

私はノーでした。そこまでの根拠も無く、イベントが開催されるパチンコ店を探して、朝から並んだとしても打ちたい台を打っていました。抽選が悪く狙いの台が取れない時は、妥協して他の台を打っていました。

パチンコ店が出玉を還元するであろう日の情報を入手して開店前から並んだとしても、今の情報社会では同じように情報を入手している人は多くいるわけです。

何百人も並ぶ抽選で早く入店できる番号を引き狙い台を取れたとしても、そこから出玉が出る保証もなく、先に挙げたような閉店まで打っても近似値にならない確率との戦いになるわけです。

パチンコのミドルスペックで言えば、1/319が如何に大きな数字で、毎日開店から閉店まで一カ月打ったとしても、大当たり確率は1/319の近似値にはならない事が分かるかと思います。大きく上振れたり下振れたり、安定しないのです。

つまり、分母が大きい数字と勝負するには、打つ前の根拠に加え、さらに大きな額の軍資金が必要なのです。

まとめると以下になります。

  • 還元するであろうパチンコ店の特定日を探す
  • その日に還元する機種を予想する
  • その日に還元する台を予想する
  • 朝から並び抽選に勝ち負けたら帰る
  • 設定看破やパチンコ釘の知識をもって試行する
  • 確率の下振れに耐えれる資金を用意しておく

ここまで出来なければパチンコやパチスロでトータルで勝つことは100%不可能です。

これをやり続けれるには、それこそ人生をかけないといけないのでしょう。

人生をかけなければトータルで必ず負けるパチンコ・パチスロをあなたは本当に続けたいですか?

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