2023年1月29日、神戸新聞NEXTの報道は以下のとおりです。
兵庫県警尼崎南署は29日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)とひき逃げの疑いで、尼崎市水堂町2の無職の男(74)を逮捕した。
逮捕容疑は29日午前9時50分ごろ、同市東難波町4の県道で、乗用車を運転している際に自転車に接触して転倒させ、乗っていた配達業の男性(34)に軽傷を負わせたにもかかわらず、そのまま立ち去った疑い。調べに対し「大したことないと思って立ち去った」などと容疑を認めているという。
同署によると、男は、同じ向きに車道の端を走っていた自転車を追い越そうとして接触したとみられる。目撃情報などを基に署員が周囲を捜索し、近くの駐車場で同じ車種の車を発見。近くのパチンコ店にいた男を職務質問したところ、接触して逃げたことを認めたため緊急逮捕した。
神戸新聞NEXT
事故を起こした時間帯が午前9時50分という報道、また、その後にパチンコ店で警察によって逮捕されている事実を見ると、容疑者は「パチンコの開店時間に間に合わせようと急いでいたのではないか」と推測します。
都道府県の地域によってパチンコ店の開店時間は違いますが、一般的には10時開店であり、9時30分ごろから入場抽選を行っています。
ユーザーなら感じる所だと思いますが、9時20分頃~開店時間まではパチンコ店の周辺や敷地内駐車場には物凄い勢いの車やバイクが走っていたりします。
「新台に座りたい」「狙い台を取りたい」「入場抽選に間に合わせたい」などの動機で、特にギャンブル依存症者は理性が働かない状態(専門的にはパチンコ依存症者がパチンコ店に向かう段階からドーパミンが放出していると言われている」に陥ることがあります。
私も過去にパチンコ店の抽選時間に遅れそうになった時に、30代であるにも関わらず10代の頃よりも速く、そして長く走った事がありました。
恐らく、ドーパミンの影響やギャンブルの衝動によって、肉体の限界値までパワーが出たのだと思います。
いずれにしても、もしパチンコホールが全国から無くなれば交通事故も減少する可能性は割と高いのではないでしょうか・・・。
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