パチンコ店従業員が電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたとの報道がありました。
2022年11月9日の中国放送の報道は以下のとおりです。
勤務していたパチンコ店で、会員カードに虚偽の貯玉情報を入力して利益を得たとして、パチンコ店の元従業員の男が逮捕されました。
電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたのは、広島市中区のパチンコ店の元従業員の男(54)です。
男はことし4月、当時勤務していた広島市安佐南区緑井のパチンコ店で、貯玉数などの管理に使用していたシステムに、会員カードに貯玉1万1220玉(貸出価格4万4880円相当)を増やす嘘の情報を入力し、不法に利益を得た疑いがもたれています。
調べに対して男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
パチンコ店が警察に被害届を提出し、その後男は退職したということです。
貯玉を管理するシステムは、客の玉数に関するトラブルなどに対応するためのもので、当時男はシステムに情報を入力する権限を与えられていたということです。
警察は、男が嘘の情報を入力した会員カードを使って、現金に換えたとみていて、余罪についても捜査しています。
中国放送
一般的に従業員が自ら働くパチンコ店で遊技することは出来ないと言われています。
つまり、容疑者が自らの会員カードを持つことも、換金するための特殊景品に交換することも出来ないはずですので、この事件については共犯者がいる可能性が大きいと思います。
なお、報道では被害にあった法人名やパチン店名が明かされていなかったので、広島県中区と安佐南区の両方に店舗をもつパチンコ店を調べてみました。
・コンバット
・テキサス
・ビクトリー
この内いずれかの運営会社が被害にあった模様です。
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