順位 | 法人名 | 屋号 | 売上高 | 前年比 | 店舗数 | 従業員 |
1 | (株)マルハン | マルハン | 1兆1055億 | -26.8% | 315 | 11,141 |
2 | (株)ダイナム | ダイナム | 4751億 | -35.2% | 398 | 9,556 |
3 | アンダーツリー(株) | キコーナ | 2487億 | -19.0% | 98 | 2,326 |
4 | (株)ガイア | ガイア | 2457億 | -23.5% | 114 | 2,184 |
5 | NEXUS(株) | D’STATION | 2111億 | 102.2% | 59 | 1,347 |
6 | (株)延田エンタープライズ | 123 | 2091億 | -26.3% | 71 | 4,000 |
7 | (株)タイラベストビート | ワンダーランド | 1868億 | -26.0% | 38 | 945 |
8 | (株)キング観光 | キング観光 | 1676億 | -11.5% | 24 | 820 |
9 | (株)成通 | ハリウッド | 1538億 | -18.2% | 32 | 1,080 |
10 | (株)ベガスベガス | ベガスベガス | 1530億 | 106.6% | 33 | 1,230 |
11 | 浜友観光(株) | 楽園 | 1363億 | -28.1% | 22 | 880 |
12 | (株)遊楽 | ガーデン | 1300億 | 104.0% | 38 | 1,752 |
13 | (株)善都 | ZENT | 1298億 | -26.8% | 24 | 1,091 |
14 | (株)一六商事東日本 | MGM ロイヤル | 1287億 | -33.7% | 56 | 1,400 |
15 | (株)安田屋 | やすだ | 1275億 | -24.2% | 23 | 843 |
16 | (株)ABC | ABC | 1006億 | -33.4% | 38 | 1,002 |
17 | (株)ニラク | ニラク | 950億 | -32.2% | 47 | 1,272 |
18 | 日拓リアルエステート(株) | エスパス | 942億 | -36.3% | 15 | 795 |
19 | (株)オザム | トワーズ | 886億 | -29.2% | 42 | 2,653 |
20 | パラッツォ東京プラザグループ | パラッツォ | 809億 | -37.7% | 30 | 909 |
ご覧いただいたように、売上高トップ20位のパチンコチェーンほぼ全てが前年比マイナスの売上高となっています。2020年はコロナ禍で休業や客離れが影響したことは言うまでもありません。
前年比マイナスを免れたパチンコホールも、自粛要請中に営業した法人があったり、企業の吸収合併などで売上高が増えた法人もあります。また、パチンコホールを運営する法人が他業種も運営していたりなど、その影響で大幅な減益があったり、痛手を抑えることができた法人など様々です。
いずれにしても、パチンコ店を運営する法人はこのマイナスを回復するため、あらゆる策を練ってくると思います。それは、ユーザーへの還元という良い策ではなく、如何にユーザーから回収するかという悪い策です。
広告規制がある中でも、あらゆる手段でイベント告知を行い、集客に必死になることと思います。それは、前年比マイナスの売上高からの回復と共に、上記の店舗数・多数の従業員を維持するための経費が掛かるからです。
また、パチンコ業界が上向く材料は今のところありません。パチンコは射幸性だけが高くなり、ユーザーにとって遊びやすい仕様ではなく、パチスロ6号機は出玉の期待感が著しく欠落しているという仕様。
2022年1月末のパチンコCR撤去、パチスロ5号機撤去に向けて、パチンコホールは戦々恐々としています。1店舗あたり数千万円~数億円もかかる入れ替え費用の回収もあり、2021年12月、2022年1月はさらにパチンコ・パチスロ客は痛い目にあうことは間違いありません。
現在、ギャンブル依存症者の方でパチンコ・パチスロを止めている方は、今さらパチンコパチスロをやる理由はなくなり、パチンコ・パチスロを止めたい方は、今が最も止める良い機会であると思います。
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