自分名義の銀行口座の通帳を報酬を受ける目的で他人に譲り渡したとして、北海道・滝川市内の小学校に勤務する41歳の男性教師が7月10日付で停職2か月の懲戒処分を受けました。
北海道教育委員会によりますと、男性教師は2024年6月、報酬を受ける約束で、SNSの「X」で知り合った相手に、自分名義の銀行口座の暗証番号を伝え、相手が指定する送付先に通帳などを郵送しました。
男性教師はパチンコのギャンブルで金に困っていたことからSNSの「X」で「個人融資」のキーワードで検索。「口座を買い取ります」という投稿をしていた相手に接触しました。
その後、メッセージアプリ「テレグラム」を使ってやり取りしていたということです。
男性教師は報酬として3万円を受け取る約束をしていましたが、口座がネットバンキングに対応していないことを理由に報酬は受け取れていませんでした。
男性教師は今年3月、犯罪収益移転防止法違反で逮捕・起訴され、旭川簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けました。
道教委の調べに男性教師は「犯罪行為と認識しながら安易に手を出してしまった」と話しています。
UHB 北海道文化放送(2025年7月11日)
どう考えても怪しい取引であり、法に触れることも理解していたはずです。それにもかかわらず、男性教師はパチンコによる借金などで金銭に困り、犯罪に手を染めてしまったわけです。
今のパチンコ・パチスロはスペックを見れば、毎日打てるようなシロモノではなく、いくら金があっても足りないぐらいのギャンブルと化しています。仮にパチンコ・パチスロにのめり込み、ギャンブル依存症を罹患してしまえば、破産の道へまっしぐらと言っても過言ではないのです。
それは、パチンコ・パチスロユーザーが年々激減しており、パチンコ業界は残されたユーザーひとり当たりから、これまでよりも多く金銭を搾り取らないと経営が成り立たないからに他なりません。
パチンコ・パチスロをやめるために、まずは会社からの帰り道を変えること。そして、休日に人と会うことを始めてみるのも、変化を起こす一歩だと思われます。
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