おととし9月、北海道八雲町の飲食店で、この店を経営する女性の財布から現金1万円を盗んだとして、当時、店で働いていた45歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定の45歳の無職の男です。
男は2023年9月2日、勤務先の八雲町の飲食店で、この店を経営する49歳の女性の財布から現金1万円を盗んだ疑いが持たれています。
当時、店では金が盗まれる事案が相次いでいて、経営者の女性は店内に防犯カメラを設置しました。
すると、この店で勤務していた男が客として来店した際に、不審な動きをする姿が防犯カメラに撮影されていたということです。
経営者の女性は、警察に通報しましたが、その後、男の行方がわからなくなり、約1年半におよぶ捜査の結果、13日に岩手県盛岡市内のパチンコ店にいるところを捜査員が見つけ、逮捕しました。
取り調べに対し、45歳の無職の男は「生活が苦しくてお金を盗みました」と話していて、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は、余罪などについて調べを進めています。
HBC北海道放送(2025年3月14日)
「生活が苦しくてお金を盗みました」と供述しながら、1年半後に無職の状態でパチンコを打っているのですから違和感を感じざるを得ません。犯行後、経済的に余裕ができたというのでしょうか。
容疑者が生活が苦しくなったのは、パチンコにのめり込んでいたからだと思うと同時に、この1年半の間もそれは変わらなかったのではないかと推察されます。
容疑者は罪を償うと同時に、その苦しみから逃れる方法はパチンコの問題と向き合うほかないと思われます…。
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