先月(8月)30日、倉敷市のコンビニエンスストアで発生した強盗事件で、岡山県警は住居不定・20歳の男を逮捕しました。
強盗と窃盗の容疑で逮捕されたのは住居不定・20歳の男で犯行当時は19歳でした。
男は先月30日午前10時半ごろ、倉敷市玉島爪崎にあるファミリーマート新倉敷北店で、陳列棚にあったカッターナイフを盗み、カウンターの女性店員に突きつけて「金を出せ」と脅し現金8万5千円などを奪った疑いが持たれています。
公開した防犯カメラの映像などから、警察は昨日(9日)夕方、兵庫県加古川市のパチンコ店で男を発見しました。調べに対し、男は容疑を認めるとともに「お金がなくて食べ物に困っていた」と話していて、警察が身元の確認などを進めています。
RSK山陽放送(2024年9月10日)
容疑者は「お金がなくて食べ物に困っていた」と供述しているようですが、なぜお金がなくなってしまったのかを掘り下げた時、それは逮捕された場所であるパチンコ店が深く関わっていると推測します。
容疑者はパチンコ・パチスロにのめり込んでしまい、経済的困窮に陥っていたのではないでしょうか。そして、パチンコが打ちたいが為に犯行に及んでしまったのではないでしょうか…。
それは、過去から現在に至るまで何度も繰り返されるパチンコ関連事件をみれば分かることです。容疑者もまた、パチンコが起因となるギャンブル依存症を患っていると思われます。
ギャンブル依存症と犯罪は密接に関連しているとは、ギャンブル依存症対策基本法に明記されていることです。専門医や専門家の見解でも、ギャンブル依存症が深刻化するとやがてはギャンブルがしたいが為に手段を選ばなくなるとされています。
容疑者は人生をやり直せる年齢ですから、罪を償い、ギャンブル依存症回復プログラムを受けることから再起するのが望ましいと思います。
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