タクシーの運転手から現金を奪ったなどとして強盗の罪などに問われている男の裁判が始まり、検察は、犯行は計画的で奪った金を飲食などに使っていたと指摘しました。
広島市西区の無職橋本昭弘被告は、6月23日午後、広島市東区で70代のタクシー運転手にはさみを突きつけ、「金を出せ」と言って現金およそ1万2000円を奪ったなどとして強盗などの罪に問われています。
橋本被告は逃走していましたが事件から2日後に広島市南区の交番に出頭し、逮捕されました。
3日の初公判で橋本被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。検察は、冒頭陳述で凶器となった「はさみ」を自宅から持ち出すなど計画的な犯行だったと指摘。
また、被告が失業保険を使い果たして金に困り、奪った金を食費やパチンコに使っていたことを明らかにしました。
次回公判は今月26日で、橋本被告が逃走中にひったくりをした罪などについての審理が行われます。
広島ニュースTSS(2024年9月3日)
被告はどんな理由で失業をしてしまったのか…失業に至る原因としてパチンコへののめり込みがあったのではないか…。
私も含め、私が出会ったギャンブル依存症者の多くは、パチンコなどのギャンブルが起因となり失業をしていました。
失業保険をパチンコに充ててしまう所から、被告もまたギャンブル依存症の疑いがあると思われます。犯した罪は償わなければなりませんが、更生を望むのであれば、ギャンブル依存症診断テストを受け、病気の有無を診断された上で、依存症回復プログラムを受けることが望ましいと思います。
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