海上自衛隊佐世保地方総監部は26日、同僚隊員の預金通帳から現金を盗んだとして、護衛艦「ちょうかい」の海士長(22)を懲戒免職処分にした。
総監部によると海士長は2023年10月、被害者の隊員の下宿先に泊まりに行き、預金通帳を盗んだ。その後、複数回にわたって計26万9千円を引き出した。被害者が通帳を再発行して発覚。海士長は「現金を引き出すつもりで盗んだ。パチンコやゲームに使った」と話しているという。
艦長の北口周右1等海佐は「今後さらに服務指導を徹底し、隊員の規律の維持、同種事案の対策防止に努める」とコメントを出した。
長崎新聞社(2024年8月27日)
懲戒免職処分となった元隊員はパチンコにハマってしまい、ギャンブル依存症を患っている可能性が高いと思われます。
規律に厳しい自衛隊の訓練に堪えられる人間でも、ひとたびギャンブル依存症を患えば、その欲望をセルフコントロールすることは極めて困難です。なぜならば、ギャンブル依存症は病気だからです。
適切な処置を受けなければ寛解することは難しいでしょう。
懲戒免職処分となった元隊員は、まだ人生をやり直せる年齢ですから、罪を償い、パチンコが起因となる悩みを抱えているならば、ギャンブル依存症相談機関へ足を運ぶことから再起してもらいたいものです。
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