6月下旬、北海道千歳市のアパート敷地内で、20歳の男子大学生のクロスバイクを盗んだとして、26歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、千歳市北信濃に住む26歳の無職の男です。この男は6月25日午後5時40分ごろから5時間余りの間に、千歳市末広のアパート敷地内で、20歳の男子大学生のクロスバイク(時価2万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、男子大学生は被害の届け出から10日ほど経った4日、千歳市のパチンコ店に駐輪されていたクロスバイクを発見。「自転車を見つけた」という通報を受け、捜査員が張り込み、男がクロスバイクに乗った瞬間、身柄を確保し、事情を聴くなどして逮捕しました。
取り調べに対し、26歳の無職の男は「間違いありません」などと話し、容疑を認めているということです。警察は、引き続き経緯などを詳しく調べています。
HBC北海道放送(2024年7月5日)
またしても北海道でのパチンコ関連事件です…道内でのパチ関連事件が多発しており「どうなっているのだろうか…」と少々心配になります。
【最近起きた北海道パチンコ関連事件】
被害者は大切なクロスバイクを盗まれ、必死の思いで盗難車を探したことが伺えます。大学に通うための交通手段が断たれたかもしれません。勉学に励みながら大変な思いでバイトをして貯めたお金で買ったクロスバイクだったかもしれません。
血眼になって盗まれたクロスバイクを探し、やがてパチンコ店駐輪場で発見した時の被害者の気持ちは想像を絶するものでしょう。しかも、発見した日は2024年7月4日(木)という平日なのです…。
仮に私が自転車を盗まれ、探しに探した挙句、パチンコ店駐輪場でその自転車を発見したならば、取り敢えず自転車を逆さにし、パチンコ店から出てきた被疑者が自転車の前で一瞬呆然としている隙をついて、ジャンボ鶴田の必殺技ジャンピングニーパットをお見舞いするでしょう。
そして、全ての感情を右手に集め、天高く「オー!!」と叫ぶと思います。
容疑者はすぐに盗んだクロスバイクを転売していたわけでもないので、「金に困って盗んだ」「パチンコ代がほしく転売目的で」という動機よりも、パチンコ店に行くための足が欲しかったという単純かつ安易な動機だったかもしれません。
さらに掘り下げて、「パチンコ店の抽選時間に間に合わなそうだったから」「その日のイベントにどうしても行きたかった」などの動機が仮にあるならば、それはもう正気を失っているといっても過言ではありません。
容疑者は罪を償い、これを機に全国のパチンコ店に「自己申告プログラム」を申請して出禁にしてもらう方が、将来が明るくなるということだけを伝えたいと思います…。
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