パチンコ店の駐車場にあった”のぼり旗”に火をつけたとして5月2日、43歳の男が逮捕されました。男は「負けてイライラした」などと話しているということです。
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区に住む個人事業主の男です。
男は1日午後6時ごろ、札幌市豊平区のパチンコ店の地下駐車場で保管されていた”のぼり旗”に火をつけて焼損させた疑いがもたれています。
パチンコ店の関係者から「のぼりに火をつけられた」と通報があり、防犯カメラの映像などから警察が男を特定し逮捕しました。
警察によりますと燃えた”のぼり旗”は10本以上だということです。
パチンコ店の従業員が消火器で消し止め、ケガ人はいませんでした。
調べに対し男は「間違いないです」「負けてイライラした」などと話しているということです。
警察はどのように火をつけたかなど当時の状況を詳しく調べています。
北海道ニュースUHB(2024年5月2日)
事件があったパチンコ店は「札幌市豊平区月寒中央通にあるパチンコ店」という報道もあり、この住所にあるパチンコ店は『パーラーマンモス’21月寒店』(北海道札幌市豊平区月寒中央通9-3-38)です。
男の犯行動機は「パチンコに負けてイライラしていた」という事ですが、一般的なユーザーであればのぼり旗10本以上に火をつけるような事はしませんので、男の怒りは限界突破の相当なものだったのでしょう…。
パチンコ・パチスロに負けた時の感情は理解できます。様々な状況が重なり、自分でも怒りがコントロールができない事もあるでしょう。帰り際に偶然目に留まった「激熱の煽り」を彷彿とさせるのぼり旗に感情が限界突破したことも想像できます。
しかしながら、どんな理由があったとしても放火をすることは絶対に許されることではありません。
過去にもパチンコ店ののぼり旗を叩き折った人間が逮捕された事件がありましたが、
パチンコ店ののぼり旗は「叩き折ったり」「火をつける」目的で掲げられているわけではなく、パチンコ・パチスロユーザーの射幸心を煽るために掲げているのです。
例え、のぼり旗に激熱な煽りが謳われていたとしても、「閉店セール」を打ち出して一向に閉店しない紳士服店ぐらいの受け止め方をしないといけないのです。「地域一番店」とあり、よくよく話を聞いたら「接客が一番」とか「台数が一番」、香ばしいところになると、その町に1店舗しかないパチンコ店が地域一番店と謳っている場合もあるのです…。
いずれにしても、逮捕された男は罪を償い、これを機にパチンコをやめることをおすすめします。ゴールデンウィーク(大型連休)というパチンコ店の超絶回収時期である期間に、パチンコ店へ足を向けてしまうユーザーは、その後、悲惨な目に合っているケースが多いからです。
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