1円パチンコ台の玉を4円の台に移動して使用 青森市の男性自衛官を免職処分 現金7万5千円をだまし取った疑い
パチンコ店で現金を不正にだまし取ったとして、陸上自衛隊の20代の男性自衛官が、免職処分を受けました。
免職処分を受けたのは、陸上自衛隊青森駐屯地第5普通科連隊に所属する21歳の男性陸士長です。
青森駐屯地によりますと、男性陸士長は2023年9月、仙台市内のパチンコ店で1円パチンコの玉を購入し、玉の持ち込み移動を禁止されている4円パチンコの台で使用。
現金およそ7万5000円をだまし取ったということです。
第5普通科連隊の伊藤裕一連隊長は「再指導・再教育を徹底して犯罪の絶無を図り、部隊及び隊員一丸となって、信頼回復に全力を傾注してまいります」とコメントしています。
ABA青森朝日放送
仮に等価交換のパチンコ店だとしても、約1万8千発の玉を1円コーナーから4円コーナーに移動させるのは現実的ではないので、容疑者は現実的に持ち運べる量の玉を移動させ、4円パチンコで大当たりをしてしまい、最終的に持ち球が「7万5000円」分になったのでしょう…。
パチンコホールはホールコン(ホールコンピューター)でパチンコ・パチスロのイン・アウトを管理しており、容疑者が4円パチンココーナーで玉を購入することもなく、また会員カードで貯玉をおろした形跡もなく、パチンコを打ち、大当たりを引いたことが克明に記録されていたと思われます。
また、店内の防犯カメラで容疑者の動きも記録されているでしょうし、言い逃れはまずできません。
パチンコ店では稀に少数の玉やメダルをもって、そういう事をする人間もいるようですが、大抵の場合は未練打ちのように使い切って終わるので、店側は多少のことは目をつぶっているのではないでしょうか…。
しかしながら、本事件の容疑者は運が良いのか悪いのか、大当たりを引いて爆発してしまった為に、お縄になってしまったと推測します。
容疑者はまだ、まだ、人生をやり直せる年齢ですから、これを機にギャンブルからは足を洗った方がよいと思います。罪を償った上で「この年齢でギャンブルを止めるきっかけができた」と捉え、二度とギャンブルをしないことが、国を背負う大変な仕事を共にしてきた仲間たちへの謝罪になるのではないでしょうか。
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