「パチンコなどのギャンブルで使いこみ」奈良県警の男性巡査が知人4人から現金合わせて約10万2千円を盗み懲戒処分

https://ganbulingaddiction.com/2025/02/07/news-727/ニュース

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奈良県警は、県内の警察署に勤務する20代の男性巡査を、停職3カ月の懲戒処分にしたと発表しました。

処分は7日付で、男性巡査は自主退職しています。

奈良県警監察課によると、男性巡査は、2021年11月ごろから去年11月にかけて、巡査の知人4人から現金合わせて約10万2千円を盗んだということで、被害者の中には警察官も含まれているということです。

去年12月に現金を盗まれた被害者の1人から警察署に相談があり、男性巡査に聞き取りをしたところ、ほかにも盗んだと話したことから、ほかの3人の被害も明らかになりました。

男性巡査は犯行の理由について、パチンコなどのギャンブルで現金を使いこみ、知人の財布などから盗んだと話しているということです。

盗んだ現金は弁済し、示談が成立しています。

男性巡査は、「お金返したからといって許される行為ではないことはわかっています。警察組織にも迷惑をかけてしまい申し訳なく職を辞して責任を取ります」と話し、7日付で自主退職しています。

奈良県警本部の中田顕一郎首席監察官は、「警察への信頼を損ねる行為で誠に遺憾であり、関係者や県民の皆様に深くお詫び申し上げます。職員に対する指導をより一層徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

関西テレビ(2025年2月7日)

元男性巡査はギャンブル依存症を患っている可能性が高いと思われます。それは厚生労働者のホームページに掲載されているギャンブル依存症者の特徴などを見れば一目瞭然です。

そして、再発防止のためには組織内で、専門家・専門医によるギャンブル依存症啓発セミナーなどを定期的に実施することが有効なのではないでしょうか。

軽度のギャンブル依存症者の場合、自らが病気を患っているという自覚がなく、タバコを吸っている人が「俺はやめようと思えばいつでもやめられるんだ」と吸い続ける特徴によく似ています。それは「否認の病気」「孤独の病気」とも云われており、一人で抱え込みやがて重度のギャンブル依存症に陥っていくこともあるのです。

また、ギャンブル依存症という病気が広く国民に認知されていないことも、ギャンブル依存症者の回復の妨げになっているとも云われており、周囲の理解によって、早期発見や回復へ繋がり、救われる人が多く存在するのだと思います。

国内のギャンブル依存症者は320万人…これは決して他人事ではないはずです。さらに、ジャンル別ではパチンコ・パチスロの依存症者が圧倒的に多いという実情をみるならば、パチンコ・パチスロへの規制強化や見直しは必要不可欠ではないでしょうか。

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