三重県松阪市で8月10日、正当な理由なくナイフ1本を持っていたとして73歳の男が逮捕されました。男はナイフを杖の中に仕込んで持ち歩いていました。
10日午後7時40分ごろ、松阪市内にあるパチンコ店の駐車場にいた男性から「ケンカの相手に殴られた。相手は包丁を持っている」と警察に通報がありました。
警察官が駆け付けた際、刃物を持った人物は確認できませんでしたが、男性から話を聞いた上でケンカ相手の73歳の男が持っていた杖を調べたところ、刃渡り9.2センチほどのナイフが見つかったということです。
男は銃刀法違反の現行犯で逮捕され、調べに対し「杖に仕込んでナイフを持っていたことに間違いない」と容疑を認めています。
杖は刀の鞘のようにナイフを収納できるよう自作されたものとみられ、男は「身を守るために持っていた」と供述しています。
東海テレビ(2024年8月11日)
逮捕された73歳の男は只者ではないことは間違いないでしょう…。座頭市を彷彿とさせる仕込み杖。しかも、パチンコ店駐車場で他人を一発殴っているのですから、護身というよりも、ゴリゴリな喧嘩上等の威圧すら感じさせます。
被害者の年齢は明らかになっていませんので、どんな相手とトラブルになったかは定かではありませんが、もしかすれば、男よりも若い現代の若者たちへの熱すぎるメッセージが込められているのかもしれません…。
いずれにしても、パチンコ店駐車場のトラブルが多すぎるのと、お盆期間はパチンコ店の大回収期間ということも鑑みて、パチンコ店へはトラブル回避のため、訪れることは避けた方がよいでしょう。
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