俳優の高知東生(59)が18日、「X」(旧ツイッター)を更新。ギャンブルで作った借金が原因でホームレスになり、姉を殺害した事件に言及し、ギャンブル依存症に対処する方法をつづった。
昨年6月、52歳のホームレスの女が知人と共謀し、姉の首を圧迫して殺害。通帳3冊を奪い強盗殺人などの罪に問われた。16日に行われた裁判で女はパチンコによる借金で子どもを置いて失踪し、ホームレスになったことを明かした。
この悲惨な事件について、高知は「ホームレスの妹が姉を殺害した事件。家庭崩壊したきっかけは、パチンコによる借金だったとのこと。俺は声を大にして伝えたい」として3つの提言をした。
それは「(1)家族のギャンブル問題は家族で抱え込んじゃダメ(2)絶対にギャンブラーに金を出すな(3)まず家族が専門機関に相談に行く」というもので「これが鉄則だ。みんな正しい知識を持ってくれ!」とギャンブル依存症の家族を抱えている人に対して訴えている。
東スポWEB(2024年7月18日)
ホームレスの妹が姉を殺害した事件。家庭崩壊したきっかけは、パチンコによる借金だったとのこと。俺は声を大にして伝えたいが、
— 高知東生 (@noborutakachi) July 17, 2024
①家族のギャンブル問題は家族で抱え込んじゃダメ
②絶対にギャンブラーに金を出すな
③まず家族が専門機関に相談に行く
これが鉄則だ。
みんな正しい知識を持ってくれ!
高知東生さんがおっしゃる通りだと思います。ギャンブル依存症という病気を理解せずに、自分の力のみで何とかしようと試みると、失敗(スリップ=再びギャンブルを始める行為)をした際に自己嫌悪に陥り、「自分はダメな人間だ」「自分は弱い人間だ」と、どんどんと自己肯定感が低くなっていきます。
ついには、ギャンブル依存症から回復することを諦め、最悪の結末を迎えることも少なくありません。私が知りあったギャンブル依存症者の人たちは、決して意志が弱い部類の人間ではなく、むしろ何かで成功をした人もいたぐらいです。
自分に自信がある人の方がかえってギャンブル依存症の深みにハマっていく恐れが高いのではないでしょうか…
ギャンブル依存症で悩んだら、ギャンブル依存症相談機関へ。
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