兵庫県警赤穂署は21日、窃盗の疑いで、いずれも岡山市に住む解体工の少年(17)と、高校2年の少年(17)を逮捕した。
逮捕容疑は20日午後7時20分ごろ、赤穂市中広のパチンコ店で、男性客(68)の財布(現金約200円在中)を盗んだ疑い。2人は容疑を認めている。
同署によると、高校2年の少年が男性に話しかけて気をそらしている隙に、解体工の少年がパチンコ台に置かれていた財布を盗んだという。
神戸新聞NEXT(2024年3月21日)
兵庫県赤穂市中広町には『スーパー虎王』と『マルハン赤穂店』の2軒のパチンコホールが存在しますので、事件があったのは、このどちらかの店舗かと思われます。
犯行は二人共に少年であったようで、18歳未満を入店禁止とするパチンコホール側は、未然に二人の年齢確認、入店拒否をできなかったのでしょうか。
勿論、犯罪に手を染めてしまった少年二人が悪いわけですが、社会として未成年者が安易に犯罪に手を染めてしまわないよう、そういった環境を整えていくことも、成熟した国家として担うべき責任ではないでしょうか。
パチンコホールは言うまでもなくギャンブルをする場所です。いわばパチンコ業界はレジャー産業という生易しい部類ではなく、ギャンブル産業であることは明白です。
ギャンブルを運営するのであれば、環境はとても重要な事項であると考えます。
現在、日本全国には5,000店舗以上のパチンコホールという名の賭場が、どんな地域でもどんな場所にでも存在します。
そして、売上高は公営ギャンブルの比ではありません。
世界で類をみないギャンブル大国の日本、ギャンブル依存症者の数は世界で最も多い320万人。このギャンブル依存症者の8割以上はパチンコ・パチスロユーザーであるとう実態。
既得権益と目先の金によって、「人」という資本は日に日に失われていくでしょう。
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