【裁判】パチンコをしながらネットカフェで寝泊まり生活していた被告『ネットカフェ立てこもり事件』被告人質問で…

https://ganbulingaddiction.com/2023/12/05/news/(新しいタブで開く)ニュース

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2023年12月4日、テレ玉の報道です。
※報道では実名表記ですが、当サイトではイニシャルに変更しています

去年6月、川越市のインターネットカフェで女性従業員を人質に立てこもり、けがを負わせたなどとして、逮捕監禁致傷などの罪に問われている43歳の男の裁判で、4日被告人質問が行われました。

男は、今回のような事件を再び起こす可能性について「半々くらい」と答えました。

逮捕監禁致傷などの罪に問われているのは、住所不定・無職のN被告(43)です。

起訴状などによりますと、N被告は去年6月、川越市脇田新町のインターネットカフェで、女性従業員をカッターナイフで脅迫して個室に立てこもり、女性にけがを負わせたなどとしています。

N被告は、事件の前、日中、パチンコをしながら、インターネットカフェで寝泊まりする生活を送っていました。

4日の弁護側の被告人質問で、N被告は所持金が底をつきそうになり、「後世に名前が残るような事件を起こすしかないと思った」と述べました。

また、法廷では、N被告が逮捕されたあとの警察の取り調べで、出所後に再び同じような事件を起こす可能性もあると話していたことも明らかになりました。

そして、弁護人に、現在の再犯の可能性について問われると「今は半々くらい」と述べました。

論告求刑公判は、今月7日に行われ、判決は13日に言い渡されます。

テレ玉

被告はいわゆるパチンコ・パチスロ生活者であった可能性が考えられます。

全国にはパチンコ・パチスロで生計を立てている人たちが存在することは紛れもない事実です。

しかしながら、昨今のパチンコ界隈は情報速度と精度が高まり、ライバルが増えているレッドオーシャンであると同時に、パチンコ業界の衰退によってパチンコ店側が「プロ排除」を徹底する流れがあるようです。

被告はパチンコ・パチスロで生計を立てていたが、こうした環境の変化に対応できない中で所持金が底をつきそうになり、「後世に名前が残るような事件を起こすしかないと思った」と言うような自暴自棄な犯行に及んでしまったのではないでしょうか…

被告の年齢が43歳ですから、被告が20代の頃にパチスロの爆裂機が世に出ていた時代であり、その頃からパチンコ・パチスロで生活を始めていたのならば、かなりの年月、職には就いていなかった可能性も考えれます。

人手不足な世の中とはいえ、職歴に空白期間があり、年齢なども加味するならば職に就くにも限りがでてくることは間違いありません。

そうした中で人生に絶望し犯行に及んだとしたならば、裁判の中で再犯の可能性について「今は半々くらい」と答えた被告の意図するところが想像できます。

パチンコ・パチスロが起因とするギャンブル依存症が社会問化していると同時に、潜在的にはこういった問題を抱えている人々も少なからず存在しているのが現実です。

世界各国と比較しても突出したギャンブル大国である日本において、公営ギャンブルではないパチンコ・パチスロの在り方を問う時は来ているのではないでしょうか。

続報

N被告は2012年11月、愛知県豊川市の信用金庫で人質立てこもり事件を起こし、懲役9年の実刑判決を受けて服役していた。出所したのは22年4月だ。

 出所後まもなく、さいたま市内の建設会社で働き始めたが、6月に入ると会社の寮を抜け出し、ネットカフェを転々とするようになった。パチンコで所持金がなくなり、「後世に名前が残る事件を起こそう」と考えるようになっていった。

 さいたま地裁の裁判員裁判で、N被告は起訴事実を認めている。4日の被告人質問で、弁護側から寮を飛び出した理由を尋ねられると、「仕事場で自分を『刑務所から出てきた』と紹介されるのが嫌だった」「社会からはじき出された感覚だった」と答えた。

読売新聞オンライン

私の仮説とは全く違う事実が報道されていました・・・

お詫び申し上げます。

9年服役していて、久しぶりに打ったパチンコ・パチスロに悪い意味で驚愕したことは間違いなりと思います・・・

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